
ヒルクライムが全然できないけど、どうしたら良い?
初心者にヒルクライムなんて無理??
どうしても足着きしちゃうよ!!
という方向けの記事です。
本記事の内容
- 六甲山ヒルクライムチャレンジ
- 最初(足つき30回で登頂)と今回(信号停止以外足つきナシ)とで何が違うのか
こんにちは、染次朗です。
貧脚でヒルクライム初心者の僕でも、なんとか六甲山中上級者向けルートである『逆瀬川ルート』で登りきることができました!
ついに足つき回数0回(信号停止を除く)です!
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詳細は動画で!
2020年2月に足つき30回で登頂した際も動画にしましたが、今回も記念すべき足つきナシ登頂なので動画にします。(※鋭意製作中)
六甲山ヒルクライムチャレンジ
六甲山ヒルクライムチャレンジのまとめ記事でも少し触れていますが、これは『六甲山頂でお茶会をする』ための過程です(笑)。
- 足つきアリで登頂
- 足つき回数を減らして登頂
- 足つきナシで登頂(←イマココ)
- タイムを少しでも縮めて登頂
- トラヴォイ(サイクルトレーラー)にお茶道具を積載して登頂【ゴール!】
当初、普通にヒルクライムしてもおもしろくなかろうと(なぜか)思って『サイクルトレーラーで荷物積載して登ろう!優雅に山頂でお茶会だ!』と
最初(足つき30回で登頂)と今回(信号停止以外足つきナシ)とで何が違うのか
さて、今回(2020年9月)足つきナシでの登頂に成功したわけですが、初回足つきアリ登頂(2020年2月)から何が変わったのかを挙げてみます。
- 体重を減らした(86kg⇒80kg:6kg減)
- 車重を減らした(不要な積載物は取っ払う)
- パーツを変えた
- ローラー台でトレーニングした
- ゆっくり登る練習をした
体重を減らした(86kg⇒80kg:6kg減)
2019年末から始めたダイエットもあって、30回足つき時よりも6kgの減量をしています。
写真を見ていただければわかる通り、ぷにぷにしていた身体が多少は締まってきました。
減量には後述するローラー台トレーニングや、食事面では炭酸水ダイエットが効いています。
ダイエットの詳細はこちらのページでまとめています。

目標体重はBMI標準体重である73kgなので、あと7kg程は落としたいところ。
目標は年内(2020年)です!
車重を減らした(不要な積載物は取っ払う)

今回の装備
この登頂記念の写真を見てわかる通り、バッグ類は付けていません。ボトルも真夏ですが1本だけ(750ml)です。ギリギリなんとかなりました。
またツール缶に入るもの(パンク修理やケガの応急処置用品)以外は載せないことにしました。
これは足つきアリでも一緒に登ってくださった優しい方々から指摘されて気が付いたのですが……。
たかがバッグ、されどバッグ。
バッグ1つでだいたい250gくらいあるんですよね。ツール缶やサイクルジャージの背中ポケットに入る量のものはそっちに詰めてしまって、バッグ自体を減らす努力をしました。

初登頂の装備
またライトはフロントもリアも大光量のものは不要なので外しておいて、最低限必要な光量のものだけにしました。これもまた数百グラムの減量になりました。
……車載動画にするため、アクションカメラとバッテリーを積んでるのでその分重いんですがね……(^ω^)
減らした体重と、減らした荷物を合わせると7~8kgの軽量化になったでしょうか。
これは軽量ロードバイク1台分が減ったようなものです。スゲェ!
そりゃ登り易くなるわけです。
パーツを変えた
この数か月で結構パーツを変えました。
どれも良い結果につながったパーツ交換でした。
各リンク先に詳細はありますが、ざっくりとご紹介すると……
足の痛みがあったり、うまく力が伝わっていない感じがする人は『ハンドルの交換』や『カント角の調整』、『Qファクターの拡張』がオススメです。
とりあえず車体重量を軽くしたい人は『タイヤの交換』、『ホイールの交換』がオススメです。
ローラー台でトレーニングした
ローラー台というトレーニング器具を購入して、走りに行けない日(雨の日や、1時間くらいなら時間取れる日など)にも自転車練習ができるようにしました。
当初はダイエット目的で始めたローラー台トレーニングですが、月単位、いや週単位で強くなっていく自分を感じました。
『あれ?このトレーニング強度、以前はギリギリだったのに今ではちょっと楽にクリアできる……?』とかなります。
ローラー台トレーニング自体はそれほど場所を取らない(自転車1台置けるスペースでOK)ですし、飽きそうでも『Zwift』というバーチャルトレーニングを導入すれば、いろいろと数値化されてゲーム感覚でトレーニングできるのでかなりオススメできますね。
ゆっくり登る練習をした
練習に付き合っていただいてる方に教えていただきました!
練習内容は『よろけるギリギリ手前まで速度を落としても直進できるトレーニング』をまずは平地で行います。
(目安は4~5km/h)
できるようになったら、クリアを目指す山でも同様の速度を維持して登る。
この方法で登れば体力や筋力の消耗をかなり抑えられるので『足つきナシ』登頂の可能性がグッと上がるというもの。
これは効果大でした。
今回足つきナシで六甲山逆瀬川ルートをクリアできたのも、この作戦が最後のヒト押しになった感じがします。
激坂のあと勾配が緩むと、ついつい同じくらいの出力で踏もうとしてしまいます。
このとき踏みすぎないことを意識して、ゆっくり登れるようにしておくと、かなり足が残ります。
デメリットは、ゆっくり登るためにヒルクライムが長時間に渡り、距離のあるコースだと足以外の筋肉もかなり披露してくるという点です。僕は腰が痛くなりました。たぶん背筋が弱い。
まとめ:練習をたくさんしよう。本番はとにかく軽く、ゆっくりと。
今回足つきナシでの中上級者向けルートクリアができたのは、練習量を増やした(そもそもの体力・筋力が増えた)ことに加えて、『とにかく足を着かずに登りきるための方法』に忠実に登ったからだと思われます。
一度登り切れてしまえば、これはかなりの自信になります。
なんてったって、登れてますから。フンフン!
次回以降は『いかに速く、楽に登れるか』というところに着眼していきますが、『登れたことのあるコース』ということでコースに挑む心理的ハードルが低く感じられます。もう怖くない。(しんどいけど)
これからはとにかく登って、体重を落として、挑戦に次ぐ挑戦です。