自転車

DT SWISS PR1400 DICUT db 21インプレ

DT SWISS PR1400 DICUT db 21

DTSWISSってハブやスポークで有名だけど……ホイールってどうなの?

という方向けの記事です。

本記事の内容

  • 2,000g超えの鉄下駄ホイールを卒業!1,443gだ!
  • 乗り心地の変化
  • チューブレスレディ対応

以前、15万円以下のディスクブレーキ対応ホイールで比較し、オススメを探しました。

【2020年】ディスクブレーキ用 おすすめホイール【~15万円】

そのなかで大本命だったDT SWISSの『PR 1400 DICUT db 21』というホイールを実際に購入しました!!
初めてのホイール交換だよぉぉ(つ´ω`⊂)

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ホイール交換で500g軽くなった

これまで使っていた、完成車付属のホイールが前後合わせて2kg超えでした。

今回購入したPR1400DICUTdb21はそこから500g以上減の1,443gです。

自転車パーツとしてこれほど減量できる、というのはかなりのものでしょう……!

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実走してみた

軽量化の恩恵は?

実走してみたこの日、体調が芳しくありませんでした……。

なんというか、力が入らない。
そんな状態ですが、ホイールが軽くなったはずなのでヒルクライムに挑戦しました。

結果……いつもとあまり変わらないシンドさ。

これは体調不良でもいつもと変わらないってことはスゴイ!なのか、軽量化の恩恵が少ないのか、いまの調子では評価できませんね……。

また改めて、軽量化については語っていきたいです。

剛性感が上がって突き上げが痛い、とかは無い

剛性が高いとは聞いていましたが、今までと比べて変わった感じはしません。

これはスポークがステンレスだからでしょうか?

それとも前の鉄下駄ホイールも剛性が高かったのか……真相はわかりませんが、乗ってみて『堅くなった!』とは感じませんでした。お尻も痛くない!

スターラチェットは良いぞ!

DT SWISSホイールの特徴として、スターラチェットを採用したハブがあります。

メンテナンスし易い

本当に簡単にハブを分解できます。

フリーと呼ばれる、スプロケットを取り付ける部品を思い切って引っ張ると、スターラチェットとご対面です。

ハブと言えば、玉当たりの調整が必要な箇所であり、絶妙な調整が求められる技術です。

友人は自分でやろうとして全然調整できず、自転車屋さんへ駆け込むことになりました……。

でもスターラチェット方式ではそういった心配は不要です。ただはめ込むだけでOK!やることはグリスアップとかその程度です。道具すら要りません。

このお手軽メンテナンスが、スターラチェットを搭載したDTSWISSホイールにした決め手のひとつですね。

僕でもわかる『掛かりの良さ』

スターラチェットの良さは、ラチェット数が多い故に掛かりが良いこと。

そもラチェットとは、スプロケットから伝わってきた力をホイールに伝える役目を持つハブの中にある爪のような部品のことです。

通常はこの爪が3個かそこらなのですが、スターラチェット方式では最低でも18個もあり、最大で54個まで増やすことが可能なんです!(今回のホイールについてきたスターラチェットでは爪が32個)

爪(ラチェット)が多いと何が良いかと言えば、登り坂でのロスが少なくなったり、スプリント始めの反応性が良くなったりします。

実際、走り始めのクランクの゛遊び゛のようなものはさっぱりなくなりました。漕ぎ出しからちゃんと力が伝わっている感じです!

平地の減速感は、確かにあるかも

ラチェットは可変式の爪です。クランクを回したときには爪が掛かり、クランクを止めたときには空転するように爪が引っ込む構造になっています。

この空転時、爪が引っ込むとはいえ少々抵抗になります。スターラチェット方式では爪の多さから空転時の抵抗が通常のものより大きいとされています。

実走してみた感じとしては、確かに抵抗がありそうです。スゴく軽いエンジンブレーキのような感触。

これを抑えるためには、常時軽くクランクを回していないといけません。まぁその方が疲労もたまりにくいので、大きな問題ではないと感じています。

ラチェット音は少し大きめ

この空転時に鳴る『ビィィィィィ』という音をラチェット音と言います。これはママチャリでも足を止めると鳴りますね。

あれよりすこーし音量が大きいかな?というくらいには鳴ります。爆音ではありません。

走行中は、ロードノイズに混じって聞こえますが、『セミかな?(゚ω゚)』と勘違いします。

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見た目がカッコいい!

うちのこに似合う、カッコいいホイールです!

ブラック基調にシルバー文字

基本的にはマットブラック基調。

メーカー名、型式がシルバーあるいはホワイトで刻印されています。

どんな自転車に取り付けても喧嘩しなさそうなデザインですね。

Oxicは無かった。イギリス人と交渉したけど断念した。

本当はロゴもブラック基調の「Oxic」というコーティングされたバージョンが欲しかったのですが、どれだけ探しても見つからず。

どうやらOxicのディスクブレーキバージョンはかなり希少なようです。

ebayで出品しているイギリス人がいたので相談しましたが、国外配送はトラブルが怖いとのことで断念。散々探し回っても見つけたのはその一組だけでした。

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チューブレスレディ対応

PR1400 DICUTは、チューブレスレディに対応しています。つまりクリンチャー(チューブをタイヤの中に入れるタイプ)も、チューブレス(チューブなしでタイヤを膨らませるタイプ)にも両対応しているということです。

まずはクリンチャー移植

今回の実走では、使い古したボロボロのクリンチャータイヤを取り付けての試走でした。

このボロボロタイヤを先に交換するべき!という意見が随所から寄せられます……(ノД`)

これまで使っていたホイールと比べて、タイヤがハメやすいのが気になったポイント。脱着は楽です。

チューブレス化したときの乗り心地にも期待しています。

チューブレス化しました!

チューブレスレディタイヤに換装したので苦労話をしようと思う
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まとめ

ホイール交換による直接の変化は、スターラチェットによる掛かりの良さがメインでした。

軽量化による恩恵もかなりなハズでしたが、体調不良により判別つかず。

しかしながら、このホイールはメンテナンスの容易さやチューブレスへの移行など、まだまだパフォーマンスに伸びしろがありますね!

そういった間接的な変化も今後評価していこうと思います。

コメント

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