「フラットマウント台座をポストマウント台座に変換」するアダプターはシマノから販売されていますが、
逆の「ポストマウント台座をフラットマウント台座に変換」するアダプターは販売されていません。
自転車屋さんに聞いてみても「そっちは無い、無理だよ」と言われてしまう始末。
無理と言われても困るので、アダプターを探し出しました。
(自転車乗りの知人に教えてもらったのですが(笑))
ポストマウント台座⇒フラットマウント台座に変換するアダプター
海外(カナダ)のメーカー「A.S.SOLUTIONS」
A.S.SOLUTIONSというメーカーさんから貴重なアダプターが販売されていました。
カナダのメーカーさんです。
送られてきた取引メールに記載されていた名前を見るに、イニシャルを会社名にしたのかな。
たぶん小さい会社さんなので、在庫切れ(Out of stock)になっていることがよくあります。
必要な人はこまめにチェックしましょう。
購入方法
ポストマウント⇒フラットマウントの変換アダプターは、
上のメニューのProductsからBrake Adaptersを選択してクリックします。
ブレーキ変換アダプターの製品ページに飛びます。
ポストマウント⇒フラットマウント変換アダプターはFlat Mount Adapterと書かれている製品の中から選びます。
- フラットマウント変換アダプター(140mmポストマウント⇒140mmフラットマウント)
- フラットマウント変換アダプター(140mmポストマウント⇒160mmフラットマウント)
- フラットマウント変換アダプター(160mmポストマウント⇒160mmフラットマウント)
- フラットマウント変換アダプター(インターナショナルスタンダードマウント⇒フラットマウント)
という人のために、A.S.SOLUTIONSさんでは製品や台座を見本画像を用意してくれています。
どれでもいいので、フラットマウントアダプターの製品ページをクリックすると、下記のような説明があります。
そこから見本画像を手に入れましょう。
見本画像はA4用紙で1/1サイズになるように作られているので、ハサミで切り取り実際に台座へ当ててサイズ確認ができるようになっています。超優しい!
おかげでサイズ間違いが起こらず、安心して購入することができます。
ちなみに僕は、想定していたサイズと違ったのでめちゃくちゃ助かりました(笑)。

見本画像の使い方。 画像はA.S.SOLUTIONSサイトからダウンロードしてください。
ちなみにインターナショナルスタンダードマウントからの変換アダプターは1種類のみで、リアが160mm、フロントが180mmのローターで利用できるようです。
価格
ポストマウント⇒フラットマウント変換アダプターは40カナダドルです。
だいたい4,000円です。(2022年4月末現在)
発送方法はいくつか選べます。
僕が選んだ発送方法は「International Tracked Packet」で2150円くらいでした。
約2週間で到着です。
製品の評価
到着したものがこちらです。
袋詰めになっており、変換アダプターを台座に取り付けるネジと、ブレーキを取り付けるネジが付属しています。
ネジには緩み止めと思われるグリスが塗られており、丁寧なお仕事です。
変換アダプター自体もバリなど全くなく、工作精度も良かったので問題なくすんなりと取り付けできました。
保証はできませんが、シマノのブレーキサイズ変換アダプターなどと遜色なく、ブレーキという命を預ける箇所に使うパーツとしても問題ないように感じます。
重さは測り忘れましたが、公称270gです。
まとめ
僕の自転車はフロントブレーキがポストマウント台座、リアブレーキがフラットマウント台座という仕様。
(Cannondale CAAD12 Disc 2016)
ディスクブレーキを新調しようとしたら、台座をなんとかするか、ポストマウントとフラットマウントのブレーキをニコイチするしかありません。いくらかかるねん(゜Д゜#)
ということで台座をなんとかしたかったのですが、なんとかなりました。
A.S.SOLUTIONSさんは小さい会社さんかもしれませんが、製品自体はもちろん、発注受付や発送連絡などもちゃんとメールで連絡いただけるのでなかなか信頼できるなぁという印象です。
他にもポストマウント台座で困っている人は多いのはと思うので、お役に立てれば光栄です(´∀`*)
フラットマウントブレーキのサイズがわからないよ!