自転車のチェーンって消耗品なの?
変えるとして、何に変えればいいの?
といった方向けの記事です。
ロードバイクのチェーンが伸びに伸びて、交換不可避となりました。
シマノ105チェーンが付いていてそのまま使っていたので、そのまま同じのにしようかなと思ってました。
てかチェーンなんて何でも変わらんでしょ?
そう思っていた時期が僕にもありました。
ロードバイクのチェーンはお金を惜しむべからず
初っ端から結論です。
Wippermann(ワイパーマン)の11SXというチェーンに交換しました。
めちゃくちゃ滑らかになってビビりました。マジで。
チェーンの中ではちょっと高級の部類ですが、買うだけの価値はありました。
超オススメです。
検討した候補はこちら
今回、事前に検討していたチェーンはコチラ。
- シマノ DURA-ACE CN-HG901-11
- KMC X-11 EL
- Wippermann Connex 11SX
最初はシマノのチェーンしか眼中になくって、しかもハイグレードのDURA-ACEが105やULTEGRAとそんなに違わない価格で買えるという情報を手に入れたので『こりゃもうDURA-ACE一択だな!』と思っていました。
しかしTwitterでオススメチェーンを聞いてみたところ、『シマノチェーンはない』『初期投資低めで買うならKMCのX-11 EL』という意見をいくつか教えていただきました。
正直チェーンの種類なんてシマノか否か、という程度しか知らなかったのでこの反応には驚きました。そうか、シマノ以外もオススメなのか……。
そんな折に、チェーンの耐久度を紹介しているサイトさんに出会います。
Zwiftなんかでも参考にさせていただいているサイトさんです。オススメ。
こちらでのランキングを見てみると、最強の呼び名が高いのが『Wippermann Connex 11SX』。
ピンの部分がステンレス製になっており、他のチェーンと比べても耐久度が非常に高いというお話。
シマノDURA-ACEチェーンと比べても倍近い値が出ています
そしてお値段も同じく倍近く。
交換の手間やメンテを考えると、1本で長期間使える方が良いという考えのもと、このWippermann Connex 11SXの採用を決めました。
WippermannのConnex Link(いわゆるミッシングリンク)を愛用しているのも大きかったですね。他社製品とは違い、何度でも脱着可能なミッシングリンクです。おかげさまでギア調整のときなど、気楽にチェーンを外してメンテナンスを行っています。
Wippermann Connex 11SXでは、このミッシングリンクがセットでついてきます。単体だと数千円する高級品なので、ちょっとお買い得になりますね。
交換に必要な道具
チェーン交換に必要な道具は、チェーンカッターくらいです。
これで、既設のチェーンと同じコマ数になるようにピンを抜いて装着します。
今回はConnex Linkがあるので、その分1コマ余分に外すようにしましょう。
ピンが曲がらないようにだけ気を付けて、パチンッと外してやりましょう。
そしてミッシングリンク『Connex Link』を使って接続。
さーて試走してみよう!
ぬるぬるとした滑り出し、変速
試走した結果、滑らかになりすぎて気持ち悪かったくらいです(笑)。
変速も決まり易くなり、走行中のノイズも減りました。
またこれはしばらく乗ってから気が付いたことですが、オイルが汚れづらいです。
オイルには屋外のホコリや砂が混じるほか、ギア部分との接触で摩耗した金属粉が含まれます。
恐らくチェーンが高耐久になったことで、金属粉が紛れ込む量が減ったのでしょう。
まとめ:買う価値はある。スゴくある。
チェーンはまだ2本目なので比較対象が少なすぎますが、この乗り心地を体感してしまうと他のチェーンに手を出しづらくなってしまいます。次の交換時もWippermann Connex Linkを購入する気がします。
それくらい気に入ってしまいました!
チェーンに悩むあなたもぜひぜひどうぞ!