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心と思考考察・思いつき

Zenfone Max Pro M2レビュー

Zenfone Max Pro M2
外箱
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先日、スマホを買い換えました。

Zenfone Max Pro M2

外箱

これまで使っていた富士通 arrows M03から、ASUS Zenfone Max Pro M2への機種変更。

ASUSは台湾のメーカーで、いらんとこ削った機器や、ちょっと変化球的な機器を出してくるイメージがあります。

僕が所有しているノートパソコンもASUS製。
ここ10年程で、身の回りにASUSのハードウェアとGoogleのソフトウェアが増えてきました。

さて、このZenfone Max Pro M2。
コストパフォーマンスの面や、はたまた当初は日本での発売が延期になるなど、いろんな点で注目を集めた機種だったりします。

僕が「スマホ買い換えよう!」と思った時にはすでに発売再開日も決まっていたので、発売延期によるマイナス面はないんですけどね。


さて、Zenfone Max Pro M2を実際に購入したレビュー……の前に、なんでZenfone Max Pro M2を選んだのかを語ってみます。
レビューだけ見たい方は、目次の「Zenfone Max Pro M2 レビュー!」をクリックです。

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買い換え理由

今回スマホを買い換えようと思った理由は「動作のもっさり感」

スマホで何かしようとすると、そのたびにちょっとした引っかかりというか、もたつきがある。

たとえばアプリの起動。

たとえば別アプリへの移動。

たとえばポケモンGOのジムバトル。

何するにもちょっとしたもたつきがあり、地味にストレスに。
またスマホを活用していろいろ効率良くしよう!と考えても、結局はもたつきというかもっさり感のせいで思ったような効率アップにはならない。むしろ効率はダウンしているような?

このもっさり感が、スマホ本体のハードウェア性能からくるものなのか、はたまた格安SIMを使っているが故の電波的なものなのか。
WiFi使ってるときはそれほどでもないので、どうやらスマホ本体の性能が問題らしい。

てことで思い切って買い換えることにしたのだ(思い返すと若干躁気味だった気がするが)

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必要な機能、いらない機能

買い替え時に驚いたののが、最近の機種の多さ。

選択肢が多すぎて、逆にわけがわからん。
ということで、ざっとスマホの機能を調べて、欲しいものをリストアップしてみた。

  • 処理性能の高さ(CPU,メモリ)
  • バッテリーの多さ
  • カメラ性能はそこそこ
  • 防水機能(子供に水かけられる!)
  • 画面サイズはそこそこあるほうが良い。大きくても手がデカいので問題ない。

買い替え動機が「もっさり感の解消」なので、処理性能は捨てられません。
スマホのスペック事情には疎いですが、とりあえずarrows M03のRAMが2GBなので、最低3GB、できれば4GB欲しいところ。
CPU性能は、arrows M03のCPUが「Snapdragon MSM8916」というやつらしい。とりあえず型式で検索するとベンチマーク結果とかが出てくるので、ここ数年の型式も検索してなんとなくの落としどころを探る。よく知らんし。スナップドラゴンとか言われると「えっ!?使用者を剣にしてしまうあの!?」とか思ってしまうオウガバトル好きです。わからない人ごめんなさい。

バッテリーは現状2580mAhらしい。多いのか少ないのかわからんけど、一日の終わりはPokemonGOやると連絡取れなくなる可能性があって起動しないレベルだった。しかし長年使っているのでバッテリー性能が落ちてるのか元からそんなもんなのか。とりあえず多いことは良いことだろう。うむ。

カメラ性能はミラーレス一眼を持っているので、超こだわったりはしない。一般的な性能があれば問題ない。

それ以外にもおサイフケータイだとかは、特に必要としない。ちなみにこういうのは「Felica」というらしい。聞いたことはあるような、ないような。

おサイフケータイ持ち物を最小限にしたい人は良いだろうけど、僕の場合は出かけるときにはいろいろと持ち歩くことが多いので、財布くらいどうってことないのだ。むしろ落とした時の恐怖が減るという意味では、無くても全然かまわない。

あとは最近話題のファーウェイ(Huawei)に関連して、中国メーカーのものは避けようと思う(台湾製は可)。

大きさは普段履いているお気に入りのズボンにあるスマホ入れ(?)に入れば問題なし。

ちゅーことで、上記内容でいろいろ調べてみた。

ネックは防水機能

ところがどっこい。

欲しい機能モリモリで調べると、高額なものしか見当たらない。なんでや!

ちょっとずつ機能を付けたり消したりしながら調べてみたところ、こんな傾向が見えてきた。

  • 欲しい機能を満たす、そこそこの予算で買えるスマホは中国メーカーだよ!
  • 中国メーカー以外で機能を満たすスマホは国産に多いけど、値段が高いよ!
  • 値段が高い原因は主に防水機能。これの有無で数万円違う!?

つまり取捨選択が必要になってきた。

  • 中国メーカーにするか?
  • 予算を上げるか?
  • 防水機能を諦めるか?

この三択。

で、悩んだ結果、防水機能を諦めることにしたのです。

防水機能を諦めた

なんで防水機能諦めたか。理由は大きく2つ。

濡れそうなのがわかっているとき

僕はすでにアクションカム(防水ケース付き)を持っています。また妻が完全防水のカメラを持っています。

プールとか海とか行くときのカメラは、それらを使えば問題ないでしょう。
こういった事前に濡れそうなのがわかっている場合は、ジップロック作戦を実行すればカメラ以外の機能についてはあらかた問題ないでしょう。

意図せず濡れるときは?

逆に問題なのは、意図せず水に濡れるとき。

うちは子供がいるので、よくズボンをビショビショにされます。
水こぼしちゃったりとか。わざとこぼすときもあるけど。

あとは急なゲリラ豪雨。

これらのときは、防水じゃないスマホだと致命的なダメージを受けると思われます。
じゃあどうするか。

ケースとかつけて多少の防水能力を獲得しようとは思いますが、それでも壊れてしまったら「仕方ない」が結論です。

データのバックアップには気を付けて、壊れたら買いかえる。
これ、別に裕福なお話ではないんです。
防水機能のあるスマホを無理に選んだ場合の予算と、濡れて壊れて買い換える場合(×1回)だと、かかる費用ってそんなに変わらないんです。

ならば極力気を付けて濡れずに製品寿命を全うすれば儲けもの。濡れて買い換えても1回までならむしろ更なる高性能化が図れるかもしれないくらい。そう思えば”アリ”な選択肢だなぁと決断したのです。

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機種選び、そして、Zenfone Max Pro M2

ということで、防水機能を除く、

  • 処理性能の高さ(CPU,メモリ)
  • バッテリーの多さ
  • カメラ性能はそこそこ
  • 画面サイズはそこそこ

で調べていたところ、Zenfone Max Pro M2がコスパ最強という情報を得たのです。

ほほーん、とメーカーサイトを見てみると、なかなかに興味深い。
興味を持った部分はレビューでも触れるので、結局どうしたかっていうとZenfone Max Pro M2を買うことに決めたんだよってことです!

お値段およそ3万円ちょっと。ぐふぅ。

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Zenfone Max Pro M2 レビュー!

さて、お待たせしました。
Zenfone Max Pro M2のレビューです。

といっても、たくさんのスマホを乗り継いできたわけでもないので、乗り換え元のarrows M03との比較とかがメインですのでよろしくです。

詳細なスペック自体はこちら。

Zenfone Max Pro M2箱

開けるときスゥーンとなって気持ちいい

外箱はこんなん。左の見た目の箱を開けると、右の箱が出てくる感じ。マトリョシカ。

右の箱には「WE (LOVE) PHOTO」と書いてある。強制的に写真好きにしてくる電話。スマホのメイン機能が電話から写真に写っているんだなぁと実感する表記ですねぇ。

Zenfone Max Pro M2中身

中身

中身はこんなん。
真ん中上の黒いのがスマホ本体。色はコズミックチタニウムを選択。

左上が標準で付属しているケース。ありがたい!

あとはケーブル類にイヤホン、取扱説明書です。

5000mAh

「「「5000mAh」」」

スマホ本体背面には、堂々と「5000mAh」の表記。
これがZenfone Max Pro M2を購入する動機の一つ、大容量バッテリーです。
わざわざステッカー貼るくらい、売りにしてるみたいですね。
その実力やいかに!?

Zenfone Max Pro M2ケース

ふにふにケース

付属のケースは、ソフトケースでした。
ケース付いてると思わなかったのでこいつぁ嬉しいです。
噂によると本体は指紋が付きやすいらしいので、ひとまずこのケースを使います。

裁縫箱のアレ

どう見ても裁縫箱のアレ

箱には針に糸を通すアレにしか見えないものが付属してますが、こいつでSIMカードスロットを取り出すようです。arrows M03はカチッと入れる感じだったので不思議。こいつ失くしたらやばいんじゃないだろうか。ドキドキ。

arrows M03との比較

arrows M03との比較

Zenfone Max Pro M2 と arrows M03 を横並びにしてみた。
縦長になった感じ?

厚さ対決

厚さ対決

厚さは少し薄くなったかな?

デュアルSIM

デュアルSIM

Zenfone Max Pro M2はデュアルSIMといって、SIMカードを2枚(デュアル)させるようになっている。なんのためにそんなことを?と思っていたけど、近頃電話機能だけのSIMとデータ無制限のSIMを組み合わせるとお買い得なんかな?とか考え始めたらデュアルSIMの意味がわかってきた。

上の写真で右と真ん中がSIMカード入れるとこ。左はSDカード。

起動させてみた

Zenfone Max Pro M2起動

起動

起動させてみた。

今までのスマホと比べて、なんとも画面が鮮やか!
だいたいこういう鮮やかな画面って目が疲れそうなんだけど、そんなこともなかった。不思議なもんです。明るさがしんどくないというか。

解像度が高いからなのかなんなのか。モニタ事情にも疎いのでわからんですが、良い画面だなというのはわかります。

シンプルかつ機能的な内容

Zenfone Max Pro M2には、どうやら「ピュアアンドロイド」というものが搭載されているらしい。

メーカーによる様々な機能を取っ払った、まさしく純粋なアンドロイドのOSらしい。OSとはオペレーティングシステムの略称で、おおもとのソフトウェアってこと。パソコンだとWindowsとかmacOSとかLinuxとか。

僕はパソコンでもなんでも、メーカーが最初からつけている謎ソフトが邪魔くさくてイヤなのだ。arrows M03でもいろんなソフトが入っていてうんざりした。容量がなくなって削除しまくったのだ。

Zenfone Max Pro M2では、プリセット的なソフトはGoogleのものと、ASUSのものだけ。それらも数は少ないうえ、フォルダにまとめられていたので邪魔ではなかった。

Zenfone Max Pro M2の良いところは、完全なピュアアンドロイドではないところ。ASUSスマホの良い機能と言われていたものは残っているらしい。その機能は、設定画面によるとZenMotion、その中でもタッチジェスチャーというようだ。

これは画面をダブルクリック(スマホだとダブルタップというらしい)するとスリープを解除したり、逆にスリープさせることができるというもの。

電源ボタンを押さなくても画面が付くので、スマホを持ったホームポジション的な位置のまま点けたり消したりできるのだ。

何が良いかって、操作が楽なのもそうだけど、「コチッ」というスイッチを押した音がしないのが良い。子供の横で時刻やメールを確認しても感づかれないのだ。(笑)

設定方法は、

設定→システム→拡張機能→ZenMotion

でタッチジェスチャー設定画面に移れる。ZenMotionの中身がタッチジェスチャーの有無だけなので、ASUSスマホの良い機能と言われて引き継がれているのはこれくらいなのかな??

僕は今までASUSのスマホではなかったので詳しくはないけれども、とりあえず「モーションジェスチャー」「片手モード」といった項目は存在していません。

超サクサク

実際にいろいろなアプリを動かしてみて驚いた。

さすが4GB RAM。さすがSnapdragon660。よく知らんけど。

複数アプリを開いてても、アプリ間移動がサックサク。他のアプリから移動してきたからといってちょっと待つ、ということはほとんどない。

またアプリ単体の起動速度もとても早くなった。PokemonGOでいうと、arrows M03では30秒から遅いときで1分くらいかかっていたのに、Zenfone Max Pro M2では実測で15秒だった。ビビる。

このサクサク感は、お手持ちのスマホでもPokemonGOの起動時間で比較してもらうとわかりやすいかと思う。

スマホでいろいろ効率化しよう!と考えている人には、こういったちょっとのタイムロスをなくしていくと良いと思う(ならゲームしてんなって話は禁止です)。

ちょっとのタイムロスがスマホだと×10回とか×20回とか、1日の中でもたくさん重なってしまいます。電車に乗ってる間でも、集中して何かをする時間が数分伸びる可能性もありますし。おすし。

手が小さい人には片手操作つらいかも

このZenfone Max Pro M2、Maxシリーズはバッテリー容量や画面サイズが大きくなったシリーズだと理解している。

そのため手が小さい人は両手での操作やフィンガーストラップ、または摩擦の増えるようなカバーが必須だと感じた。

本体のみで片手操作をしていると、手が大きい僕ですらちょっと小指がヒクヒクしてくる。

自分の用途によって、Zenfone Max Pro M2購入を考え直すか、対策グッズ購入などを検討するほうが良いのではなかろうか。

ちなみに僕はこんなのを買った。

HandLinker ネックストラップ ベアリングというもの。
ネックストラップ状態から、ボタンひとつでフィンガーストラップ状態に変えられる。

普段はベルトに付けて使ってます。おっさん臭いとか言わないで!

Zenfone Max Pro M2にはストラップを取り付ける穴がないので、こういったアクセサリを取り付けるにはイヤホンジャックを利用するパーツが必要になります。

顔認証ってすごいね

この辺はもはやZenfone Max Pro M2のレビューというより、古いスマホから新しいスマホに移った人間の驚きでしかないかもしれないけど(笑)。

顔認証、便利です。そして高精度。

顔の角度が結構傾いてても、ちゃんと認証してくれる。

また割と暗い場所でも認証してくれることが多い。

さすがにマスクしてると認証はしてくれなかった。

パターン操作とかをする必要が減るので、高機能でサクサクになったスマホをさらに活用できるようになるのである。

読書灯

読書灯という機能があった。
最近Windows10に変えて、こちらにも似た機能があることに気が付いたけど。
一定の時間では画面全体からブルーライトをカットすることで目に優しく、睡眠の妨げにならないようにするというもの。
これを使うと画面全体が黄ばむ。色彩にこだわる人や仕事で使う人には向かないけど、僕はこれのおかげか近頃目が楽になってきた。日没~日の出まではブルーライトカットなどの設定ができるので、目が疲れるという人はぜひ設定しよう。

カメラ

カメラについては、arrows M03よりは高精細になっている。

とはいえ、「スマホカメラ」の域は出てないように感じる。
もっといろいろと設定いじくったりしたら感想が変わるかもしれないので、使い始めの今はまだ深く言及しないようにしておきます。

arrows M03との比較をしてみました。

arrows M03

arrows M03

 

zenfone max pro m2

zenfone max pro m2

双方同じ場所から、手前右のフィギュアへピントを合わせて撮影しました。

Autoモードで撮影しましたが、Zenfone Max Pro M2お得意のAIシーン分析機能は特に働きませんでした(笑)。

しかしながら、多少は迫力のある写真になっているようです。

一方のarrows M03(1番目)は、単体で見ると悪くないんですが、比較するとちょっとコンデジっぽさがある気がします。

ポートレート機能

背面カメラが2つ付いているので、ピントを1点に合わせて”ボケ”を作り出すことができます。

ポートレートモード

ポートレートモード

ただ、これはパっと見の”ボケ”で、場合によってはエフェクトのようになってしまいますね……。

上の写真で1のような状態だと、わりと自然なボケになっていますが、2の写真だとボケている部分がなんだか摺りガラスを貼り付けたような違和感があります。

まぁ本格的なボケ写真は一眼レフに任せて、とりあえずの雰囲気写真であれば十分な性能かもしれません。

用途にも依りますが、ボケについてはそれなりだと思っていれば、逆に良い印象を持てると思います(笑)。


ちなみにアップする予定はありませんが、動画だとarrows M03との性能差は歴然でした。

特に手振れの少なさ。

子供を追いかけて動画撮影していても、そんなにブレていなくて驚いたぐらいです(もちろん個人の感想です)。

標準付属カバー

地味にありがたかった、標準で付属してくるカバー。

これは滑りにくい素材なので、持ったときにツルンといく不安が一気に減った。

デメリットとしては、背面に水が入ったようなちょっと汚い感じになってしまうこと。これはもうちょっとどうにかならんかったのかい?と思わなくはないけど、まぁ標準でつけてくれるだけありがたいと思うべきか。

カバー裏

カバー裏がシミシミになる

ゴリラグラス6

カタカナで書いたらなんか違う。Gorilla Glass 6という耐衝撃性の高いガラスが画面に使われています。

これはレビューでも何でもない。そんなのが付いてるから安心ですよ、というお話。

こんなんレビューしようと思ったら画面割らねばなるめぇ。

噂によると砂粒には弱いらしいので、ポッケの砂はこまめに取り除きましょう。
砂粒って細かいガラスみたいなもんだからね。

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総評:買って良かった!

これまでスマホについて感じていた様々なストレス。

それらを一気に解消してくれた感じです。

僕はASUSの回し者ではないんで、「Zenfone Max Pro M2にすべき!」とまでは言いません。他にもいろんな機種が存在します。

ですがが、ちょっと古めの機種から変更を検討している人には驚きの変化があるんじゃないかと思います。つまりオススメってわけ。

僕はこれから新しい相棒と共にブログをどんどん盛り上げて所存だよ!

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