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心の健康維持

ジゼル・アランに花束を

笠井スイ先生の訃報をお聞きした。
僕の大好きだった漫画雑誌”Fellows!”(現在は”ハルタ”に改名)にて連載し、休載されていたお方だ。
(調べたら雑誌が始まって5冊目で作品が始まっていた)

とても繊細かつキラキラと輝く作品は当時の雑誌を彩るものだった。
元々筆が遅めな印象はあったが他にもそういう作家さんは多く、Fellows!はそんな作品も大事に包み込んでくれる雑誌というイメージだったので特段心配などはしていなかった。

Fellows!はなぜか特に好きな作家さんが休載後音沙汰ないとかがちょいちょいあって。子どもたちが産まれてから読む時間が無くなってしまっていたのだけど、休載してる方についてはずっと気になっていた。
そんな中での笠井スイ先生の訃報。
身体が弱かったりしたのかな……と思って、訃報を知らせてくださった方のポストからリンクされていたnoteを読んでみました。双極症Ⅱ型で入院した話。このタイミングで、この病気のお話しを持ってくるということは、そういうことなんだろう。

同じ双極症Ⅱ型の人間として、思う所は多々ある。noteには我々によくあると思われる焦りや、人の期待に応えようとする……これもまた焦りだろうか。そういったものがつづられていたのだけれど、紡がれていた言葉はとても美しく、noteにて言及されていた言語能力の高さが垣間見える。決して難しい単語を羅列しているわけではない。誰でも知っているような言葉の引き出しから持ち出される素晴らしい一手。

もちろん個人差はあるし、得手不得手も、これまでの努力や環境、触れてきたものの違いもある。けれども双極症でもこんなに素敵な軌跡を残せる、そんな眩しさを希望だと感じても良いんじゃないだろうか。
もちろん双極症が原因でできないことも、双極性のせいだと言いたくなることも数多ある。ただできることにもたまには意識を向けてみると足が動くかもしれない。その考え自体が焦りになるかもしれないと思えるかもしれないから適宜ということにはなるのだけれど。

僕たちはどんな環境を作り、どんな考えを持ち、どうやって生きていけるのだろうか。
双極症でない人にも共通の悩みかもしれないけれど、一般から外れ、死がすぐ隣に座り続けている人間としてはより深く、かつ、より視線を逸らして考えたいところである。

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