80kgの高い壁、減量開始から10kg減をとうとう乗り越えました。
いろいろチャレンジしたダイエット方法の中から一番効果のあった「自転車+ローラー台ダイエット」について解説します。
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本記事の内容
- 本気でダイエットしたい人は、今すぐ自転車とローラー台を買うのだ!
- 意外と場所はとらない。
- 集合住宅で、隣や階下に神経質な人がいる場合は他の手段を。
本気でダイエットしたい人は、今すぐ自転車とローラー台を買うのだ!
まず結論から申し上げましょう。
『本気でダイエットしたくて年間予算が12万円ある人は、今すぐ自転車とローラー台を買おう!』
ちなみにローラー台とは上の画像で後輪についている赤いメカのことです。
なぜ自転車+ローラー台ダイエットをおススメするのか?
さて、これまでいろんなダイエットを試しました。
その結果、こんなことが言えそうです。
- キャベツダイエット:美味しいし効果あるけど、自転車+ローラー台の方が痩せる。
- こんにゃくダイエット:美味しいし効果あるけど、自転車+ローラー台の方が痩せる。
- ランニング:足首や足裏などにダメージを負った。しかも自転車+ローラー台の方が痩せる。
ということで、自転車+ローラー台で運動してれば良いんですよ。という結論が出ます。
現在はローラー台をメインに、食事制限はほとんどしていません。
むしろタンパク質を多く摂取するよう心掛けているくらいです。
ローラー台のメリット
- とにかく痩せる。痩せるったら痩せる
- 体重があっても身体を痛めない運動
- 自宅でできるので継続しやすい
- 案外場所を取らない
- 毎日30分、できれば1時間の運動で痩せる
とにかく痩せる
痩せる効果については先ほど他のダイエットと比べたのでわかるかと思いますが、具体的にグラフを出しましょう。
まず一番体重が減っている(角度が深い)のがローラー台です。
ランニング+食事制限もなかなかに減っていますが、ローラー台よりも角度が浅いですね。
つまり減量率が少ない。
ツラい食事制限しなくても減るんです。というか減っちゃうんです。
ローラー台はロードレースというスポーツの練習に使うものなのですが……。
このロードレース、消費カロリーが半端じゃない競技なのです。
長距離を走ると身体に蓄えたカロリーが底をつくので、自転車に乗りながら食事を摂るという……。
素人でもちょっと真面目に走ると、同様にカロリーが底をついて頭は回らないわ身体は動かないわで『ハンガーノック』という症状に見舞われる程です。
そりゃぁ痩せますって。
体重があっても身体を痛めない運動
僕はランニングより断然楽な運動だと思います。
何故なら膝や腰、足首などが痛くなりづらいから。
僕は最初に「ダイエットするぞ!」とランニングを始めたところ、1週間で足の裏の皮はめくれ、関節も痛めてしまいました。
結局そこから2週間ほどは運動できず、食事制限をキツくしてダイエットするしかなくなってしまいました……。
10kg減量した現在では、少し走っても足裏の皮はめくれず、関節も痛めません。
「ダイエットしよう!」と思い立つ人は体重がある状態のハズなので、ランニングって不向き、ハードルが高いようです。
自転車運動は体重があってもあまり関係ないので、ダイエット向きですね!
太っている僕でも、自転車で運動していて関節などへのダメージは特にありません。
これはランニングは着地の瞬間に全体重が片足に乗ってしまいますが、
対して自転車はペダル(足乗せるところ)、サドル(座るところ)、ハンドル(持つところ)に体重が分散するためだと思われます。
じゃあ自転車はあまり負荷がかからないってことは運動にならないんじゃないの?と思いますが、負荷は変速してギアを重たくしたり、ローラー台の設定を変えることで負荷を変えられます。
つまり自分に合った負荷に調整して運動できるんです。
これはそのまま継続しやすさにも繋がっていて、運動が苦手な人でも軽~い負荷にしてゆっくり自転車に乗るということがしやすいんですね。
自宅でできるので継続しやすい
ジムに登録してダイエットする人の失敗理由ナンバーワンはたぶん「通うのがめんどくなった」でしょう。
家からにしろ、帰宅途中にしろ、ジムに通うのがだんだんとめんどうになって。
足が遠のいて。
あぁ気が付いたら今月行ってないや、となってダイエット中断というパターンです。
僕もジムに通った時期があるのでよくわかります。
ジムに行く移動時間とか、着替えを持ち歩くのとか、他の人の順番待ちとか、地味に時間を消費するんですよね。
また太っているとジムに行くのがなんだか恥ずかしいんですよね。
回りはスレンダーな人やマッチョな人が多い中で、お腹周りブヨブヨの自分が恥ずかしくなっちゃう。
回りはスゴイ負荷で運動してたり、全然息切れしてないのに、自分はすぐヘロヘロになっちゃってて恥ずかしくなっちゃう。
自転車+ローラー台は自宅でできるので最高です。
運動しようと思ったら、その瞬間に自宅にある自転車に乗るだけ。
徒歩数秒。
まぁ飲み物用意したりタオル用意したりはあるかもしれませんね。
運動して汗かいた服も、洗濯機へドーンで終わりです。
僕なんか半裸で乗ってます(笑)
どうせ汗かくし、他人に見られるわけじゃないので!
太っていても見られません。
自分のペースで運動できます。
運動した直後は筋肉が大きくなるので、身体がちょっとカッコよく見えるので鏡の前でニヤニヤできます。
ジムの鏡だと恥ずかしくてできません(笑)。
部屋に自転車+ローラー台が常にセットしてあるので、運動を意識しやすくなります。
「あ、今日まだ乗ってないな」
いろいろな乗り方を考えることにも繋がります。
「やる気でないから5分だけクルクル回したら合格にしよう」
「今日は暇な時間が細切れにあるから、2回に分けて乗ろうかな」
意外と自転車に乗ってしまえばやる気湧いてきたりするので、5分のつもりが30分ちゃんと乗れたりします。
別に5分でやめちゃっても、乗らないよりエライです。
雨が降ってても、雪が降ってても、風が強くても運動できるのが大きなメリットです。
やる気が出てるのに運動できない、というのはもったいないですし、
それを機に継続が止まってしまったりします。
いつでも運動できるというのは大きなメリットでしょう。
案外場所を取らない
割と省スペースで運動可能です。
自転車1台分置けるスペースがあればOK。
実際、僕は机の横の超狭いスペースに自転車置いて運動してたり、廊下で運動してたりします。
毎日30分、できれば1時間の運動で充分
よく「30分を過ぎてからが有酸素運動で~」とか言いますが、ローラー台ダイエットでは気にしなくて良いです。
30分乗って終わり、でもOK。
できれば1時間乗ると効果大ですが、絶対とは言いません。
ただ30分を毎日するだけでガンガン痩せるので「あと30分乗ったらもっと痩せる……!?」と思うと乗るようになっちゃうんですよねぇ(笑)。
後述する「Zwift」というアプリを使うと、消費カロリーも計算されます。
「このペースで30分乗るとピザ1切れ分消費するのか……」とヤル気を呼び起こしてくれる良いアプリです(笑)。
ちなみにタオルと扇風機が必須です。
タオルと扇風機が無いと、ハンドルの下に汗で水溜まりができます(本当)。
ローラー台のデメリット
初期投資
最初にいろいろ準備する必要があるので、お金がかかります。
1年間のジム代とほぼ同じですが、最初にそれを準備しておく必要がありますね。
振動・騒音
振動と騒音がある程度出ます。
集合住宅では21時までが限度でしょうか。
また階下に神経質な人が住んでいる場合は、大人しく他のダイエットに切り替えた方が良いです。
(もしくは引っ越しましょう)
年間予算の内訳
年間予算を12万円と設定しました。これは高いのか安いのか。
「月1万円のジムに通うのと同じくらい」の費用負担で「ほぼ確実に」痩せることができ、しかも最終的には「エントリークラスのロードバイクが手元に残る」からお得だと考えます。
痩せた後、ロードバイクは売ることもできるので、少しは現金が回収できます。
ロードバイクを趣味にしてしまうのも大いにアリですね。
しかも1年以上続けたらさらにコスパはアップします!
(実際には自転車沼にハマっていろいろ購入してしまう可能性の方が高いかもしれませんが(笑))
そんなこんなで、年間予算の内訳です。
- 自転車代:約6万円
- ローラー台:約2万円
- スピードセンサー:約0.5万円
- ローラー台用タイヤ:約0.4万円
- タイヤ外し:約0.1万円
- 振動防止台:約0.7万円
- Zwift代:年間約2万円(1,650円/月×12カ月=19,800円)
- 空気入れ:約0.3万円
以上で12万円です。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
自転車代:約6万円
まずはメインの機材である自転車。
これはいわゆる「ママチャリ」ではなくて「ロードバイク」であることが望ましいです。
理由はいくつかあって、
- ママチャリのタイヤは外しづらい
- ママチャリのタイヤが使えるローラー台はほとんどない
- ロードバイクの方が身体中の筋肉を使うのでダイエットに向いている
- ロードバイクの方がたくさん変速できるので負荷を調整し易い
ということでロードバイクを強くお勧めします。
我が家でも先日、妻が「ローラー台楽しそう!」ということでローラー台のために自転車買ってきました。
展示品販売で価格が下がっており、5万円ちょっとで購入できました。
もちろん良いロードバイクを買えばそれだけモチベーションアップにも繋がるとは思いますが、ローラー台であれば安いものでも十分です。
むしろそれを理由にダイエットを始めなくなったら意味が無いです。
買いましょう、ロードバイク。
ロードバイクはダイエット専用器具ではなく、本来は屋外を走るためのモノなので、最終的には「ダイエットしてたらロードバイクが手元に残った」というお得な状況になります。
そこから趣味で乗るもヨシ、売るもヨシです。
ローラー台:約2万円
ローラー台もピンからキリまでありますが、静穏性の高さと価格の安さを両立させているローラー台は「ミノウラ LR341」です。
僕は前世代機の「LR340」を使用していますが、特段近所から苦情も来ていません。
≫【自転車】固定ローラーで痩せよう【集合住宅向け騒音対策アリ】
スピードセンサー:約0.5万円
スピードセンサーは安い奴で構いません。
僕はこれを使ってます。
ローラー台用タイヤ:約0.4万円
ローラー台用に専用のタイヤがあります。
使わなくても良いのですが、静音性アップやタイヤ寿命アップが期待できます。
僕はコレを使ってます。
タイヤ外し:約0.1万円
上記の専用タイヤへ付け替えする際に、タイヤ外しが必要になります。
僕はコレを使ってます。
振動防止台:約0.7万円
集合住宅で隣や階下の部屋への振動音が気になるという方はぜひ導入するべき振動防止台。
戸建てなら気にせず済みますが、集合住宅の方は気にしましょう。
僕はコレを使ってます。
Zwift代:年間約2万円(1,650円/月×12カ月=19,800円)
近頃、コロナウィルスによる屋内での運動として注目を集めている『Zwift』。
要はバーチャル世界を自転車で走れるという代物です。
ロードバイクで外を走るとなると、いろいろと気にする点が出てきます。
- スポーティーなロードバイクに乗ってるところを見られたら恥ずかしい体型だよぉ……。
- 車道を不慣れなロードバイクで走るのは怖いよぉぉ……。
- 部屋が高層で外に行くまでにエレベーター必須だからめんどくさいよぉぉ……。
などなど。
でもZwiftなら家の中で走れます!
いや固定ローラーだけでも走れるんですが、バーチャル世界を走れる方が気が紛れます。
それにトレーニングメニューも組めて、「このくらいの頑張りであと5分走って!」とかが表示されるので結構燃えます(笑)。
空気入れ:約0.3万円
ママチャリとチューブ形状が違うので、空気入れが新たに必要かと思います。
『仏式』に対応した空気入れを購入してください。
ゲージが付いたものにして、だいたい7barという目盛りまで空気を入れましょう。
その他
あとはスマホかパソコンが必要ですが、当サイトをご覧になっているということはどちかを所有しているという前提になると思われます(笑)。
まとめ
気軽に始められる金額ではありませんが、それくらいの決意がないとダイエットは成功しづらいのかもしれません。
逆にこの金額は、大人だと出せなくはない金額です。
それと引き換えに「ほぼ確実な」ダイエット効果を得られるでしょう。
もちろん保障はできませんが……これで痩せなかったらなにやっても痩せないと思いますよ。マジで。
それくらい究極であり、僕が「辿り着いた」と言える方法なのです。
ちなみに運動不足で腹が出てる父に勧めたところ、やる気だしてるみたいです。
さらに運動不足で悩んでいた妻に進めたところ、楽しさと運動不足解消を確信したのか、1週間後には自転車買ってました(笑)。
お金に厳しい我が家の出納係がですよ……これってかなり凄いことなんだけど、伝わらないかも(笑)。