双極性障害や鬱病では、生活リズム、特に睡眠時間を記録して改善を目指す方法があります。
僕は双極性障害で休職中です(4カ月ぶり2度目)。
双極性障害や鬱病では、その改善のために「生活リズム表」なるものを使うことがあります。
今回はその生活リズム表を自作したので、必要な方はページ下部にあるので、ぜひダウンロードして使ってくださいねー!
生活リズム表とは、鬱病とか双極性障害で睡眠時間をメインに記録するもの
さて、まずは「生活リズム表ってなんじゃらほい」というお話です。
なんじゃらほい言うても、その名の通り「生活のリズムをまとめる表」なんですけれどもね!
生活リズムをまとめる理由は、病状の改善確認と、復職可能かどうかの確認目的だと思われます。
病状改善確認
病状の改善確認というのは、そもそも生活リズム表を活用するべき病気は鬱病や双極性障害などの気分障害で、寝付けなくなったり、逆に泥のように眠ってしまったりと、特に睡眠時間に顕著な影響が現れます。
僕も躁のときは一日4時間睡眠で、鬱のときは一日10時間以上の睡眠時間になってしまうのですが、躁のときは「気のせいじゃ!」となったりするので、しっかりと記録を取らないと本人もよくわからなくなってくるんですね。
そして病気の程度が、ほぼ睡眠時間に比例するかの如くなので、ある意味での「治ってきてるかどうかチェッカー」にもなってくれるわけです。
この生活リズム表をつけることで、自分が現在まだ病気の真っ只中なのか、抜け出してきてるのか、寛解(かんかい:完治じゃないけど治まってきた状態)してきたのかが客観的にもわかるというわけです。
復職可能かどうか
また生活リズム表は休業してる人が復職可能かどうか確認するためにも使われています。※僕の職場では。
これはわかりやすく、復職した場合に起きる時間、業務時間に眠っていたら復職なんて不可能なわけです。
生活リズム表を復職に向けて用意する
僕は1度目の休職の時も、職場から生活リズム表のテンプレートを渡されて記入していましたが、どうにも渡されたテンプレートは的外れな内容で、やる気も起きませんでした。
このときは躁からガス切れになって鬱状態だったので、そんなもん作る気力はなかったです。
出されたテンプレートに記入するのも億劫で適当に埋めていたら、小学生のときの夏休みの日記を思い出したレベルです。
今回は状況が違い、躁状態になりかけている中での休職だったため(躁を抑える薬の副作用)、自分なりに作り直してみました。
“生活リズム表” をダウンロード 生活リズム表.pdf – 3003 回のダウンロード – 178.98 KB基本的には、1日の生活リズムをざっくりと記入できるようにしています。
あまり細かすぎると疲れるので、だいたいで記入すれば良いです。たぶん。
またその日の気分や疲労、眠気、食欲を7段階評価(4が標準値)で記入できるようにしてあります。
例えば眠気は、僕は鬱になると一日中寝てしまうのですが、人によっては不安で眠れなくなるという人もいるらしいです。
また食欲も、僕は食べる気力も尽きるので食欲が湧かなくなるのですが、逆に不安を解消するために過食へ走る人もいるとのこと。
なので躁鬱気にせず、その日の状況を数字で記載していくと良いと思われます。
下記写真が記入の参考例です。
僕は会社への提出のためにこのテンプレートで生活リズム表を作っていますが、会社への提出とは関係なく生活リズム表を作りたいという方は、手帳を利用するのも良い手です。
特に有名な「ほぼ日手帳」のように1日ごとのページがある手帳であれば、普段使いと共に生活リズムを記入することができるので、あとで振り返るために利用するのもいいかもしれません。
また睡眠時間の記録というのはウトウトしていて頭が動いていなかったり、時計が手元にない、手帳が手元にないなどで結構難しいですよね。
そのあたりをスマートデバイスで改善できないかと思い、現在注文中です(躁状態の思いつき衝動買いじゃないか怖くて妻にお伺いを立てました(笑))。
スマートデバイスが生活リズムの確認に役立ちそうかどうか、ものが届いたらレビューしてみたいと思いますので、そちらもまたよろしくお願いいたします。
届きました。睡眠時間の記録にはすっごく適していました。超オススメ!