ロードバイクの汚れたチェーン掃除、面倒ですよね。
ということでチェーン掃除が楽になるコネックスリンク(Wippermann)を紹介します。
コネックスリンクを用いた洗浄方法は、チェーンを切って清掃するのをとっても楽にしてくれます。
コネックスリンクとは
コネックスリンクとは、チェーンを道具なしで簡単に切ったり繋げたりできるようにするパーツです。
似たようなパーツが他社からも出ています。
- ミッシングリンク:KMC(台湾)
- クイックリンク :シマノ(日本)
- コネックスリンク:Wippermann(ドイツ)
チェーンはリンクを繋げてできているので、パーツ名が〇〇リンクなんですね。
ちなみにこの中でWippermannのコネックスリンクが一番高いです(11速用で約\2,500。10速用だと\1,000しない)。その分メリット盛りだくさんですが。
KMC ミッシングリンク
KMCのミッシングリンクは割とメジャーで、価格も\500円程度です。
が、基本的に使い切りで、一度外したら違うのを使ってねーというスタンスらしいです。(最近Amazonで同様の値段で「再利用可」というものがありますがどこまで信じていいのやら……w)
また取り外しするには固いというレビューも散見されました。
シマノ クイックリンク
シマノのクイックリンクは、以前販売されたとき走行中にチェーンが外れまくるというクレームが多発した黒歴史商品らしく、ちょっと手を出す気になりません。
Wippermann コネックスリンク
Wippermannのコネックスリンクはチェーン寿命が来るまで再利用問題なし、機構的に走行中に外れる心配はなしと、価格以外は良いところずくめです。
僕は出先でチェーン切れたら嫌なのと、トータルコストで安くなるのでコネックスリンクを選択しました。
コネックスリンクの取り付け
こちらがコネックスリンク(:Wippermann)。
チェーンを切る
チェーンを分解して洗浄する際には、通常だと毎回”チェーン切り”という道具を使ってチェーンを分解します。
今回も最初にチェーンを切るために1回使いますが、以降の着脱では道具いらずになります。
コネックスリンクの注意点
コネックスリンクを取り付ける際の注意点はそんなにありません。
自転車に取り付けたとき、輪っかの下側でどのように見えるか説明します。
まずはギアをインナートップにするなど、テンションが掛からないようにしておいてください。
インナーは前のギアを軽く、トップは後ろのギアを重くしておくことです。
僕はインナーにし忘れてアウターにしてて、めっちゃテンション掛ってチェーン付けられなくて数十分悩んでました(笑)。
まずは図のようにコネックスリンクを取り付けます。
- 周囲のへこみ部分が大きい方が内側か
- 伸ばした時に逆ハート形に見えるかどうか
をチェックしてください。
次は90℃曲がったままそれぞれの穴とピンをかみ合わせます。
図のように内側の穴から入れるのが正解です。
あとは引っ張れば……
コネックスリンク取り付け完了です!
以後の取り付け・取り外し
以後は上記取り付け方の逆で。90°になるよう緩ませてやれば外せます。
走行中にここが90°になることはまず無いので、信頼性が高いようですね。
これなら簡単にチェーンの取り外しができるので、定期的なチェーン清掃や雨の後のチェーン清掃も嫌ではなくなりますね!
ちなみにチェーンの取り付けには、クリップでちょっとした工具を作ると楽ちんです。
不具合があるときは
乗っていて異音がするという方は、チェーンがちゃんとした経路を通っているか再確認してくださいね。
僕もやってしまいましたが(≫チェーン着脱したら異音がして焦った話)、チェーンの経路を間違っていると当たり前ですが異音などなどの不具合が生じます。
またコネックスリンクの向きがあっているか、適したギア数用のコネックスリンクを使っているか、などもチェックしてみてください。
11速、10速などの違いは、後輪についているギアの枚数を数えればわかります。
まとめ:買って良かったコネックスリンク
コネックスリンク買うまで、実はチェーン切ったこともありませんでした。が、もうあんまりやりたくないです、正直(笑)。
チェーン切るのはそんなに面倒じゃないんですけど、逆に接合するときがめっちゃ嫌ですね。
そこそこ力掛かるのに、小さい部品なのでズレたらチェーンが歪みそうで……。
コネックスリンクを使うことで、工具いらずでチェーンの着脱ができるようになったので、今後は定期的に自転車清掃してあげようと思います。