あぁ、ハンドル周りにカバンが欲しい……!
そんなときに簡単に増設できるバッグが『ステムバッグ』なんです。
このステムバッグ。
いろんな用途があると思いますが、僕がオススメするステムバッグの使い方をご紹介します。
ロングライドでステムバッグを使う
パっと見、ロングライドのような「ガチ」な感じのライドでは「ゆるい」感じのステムバッグの出番はなさそうに感じるかもしれません。でもココにも素晴らしい活用法が……!
補給食のごみ入れ
ロングライド中は、走行しながら補給食を食べたり、信号待ちの間にパパパっと済ませたりします。
そうした場合に少し悩むのが補給食のパッケージをどこに捨てるのか問題。
補給食を入れていたウェアポケットやバッグ類にそのまま戻すのは、中身が散りそうで嫌ですよね……。
そんなときに役立つのがステムバッグ。手元にあるのでどんな状態からでも素早く捨てることができ、また予めビニール袋を入れておけばゼリー状の補給食やチョコレートなどの汚れも気になりません。僕はこの使い方が一番多いです。
観光ライドでステムバッグを使う
ペットボトルや小型水筒を入れる
観光ライドでは、まったりと観光地を回りたいものですね。
そんなときボトルを携行するのではなく、現地で買ったペットボトルを入れたり、家から入れてきた飲料を小型の水筒に入れてライドするのも良いかもしれません。
ボトルだとまったり感が出ませんが、特に冬は水筒に入れたコーヒーやお茶を飲みながら観光地巡りをするとゆるポタ感が出て良いですね!
スマホや、コンデジを入れる
ステムバッグは手元にあり、開けたままにできるので気軽に出し入れが可能です。
観光地で写真を撮りたくなったときにサッとスマホやコンデジを出せたら、かなり使い勝手が良いですよね!
夏場はスマホやコンデジをサイクルジャージやズボンのポケットに入れていると汗まみれになりますし、ポーチに入れると出し入れの手間が増えてしまいます。
モバイルバッテリーを入れる
ハンドル周りにモバイルバッテリーを搭載できると、何かと役に立ちます。
ハンドルにスマホを付けてナビしてる人は、スマホを充電しながらサイクリングできます。
車載動画を撮影する人は、ハンドルにカメラをマウントしているなら充電しながらの長時間撮影が可能です。
ライトやサイクルコンピュータが充電しながらの利用可能な機種であれば、うっかり充電忘れてても対応が可能です。
ステムバッグのメリット
出し入れが簡単
やはり一番のメリットは気軽に放り込めるという点ですね。
「とりあえず」ここに入れとこうっていう場所ができると、サイクリングですごく役に立ちます。
ライド中は補給食やスマホを放り込んでおいて、休憩中は取り出して使ってる間にサングラスを放り込んでおく。サイクルジャージのポケットに入れると汗が付いて嫌なものを、とりあえず放り込んでおく。
非常に利用の幅が広いです。
都合のいいやつです(言い方)。
軽い
車体重量を気にするローディーの人々には朗報ですね。
たぶんSサイズのサドルバッグと同じくらいの軽さです。
ほとんどのトップチューブバッグよりは軽いですね。
安い
自転車に取り付けるバッグ類は結構お高いのが当たり前ですが、ステムバッグは比較的手を出しやすい価格です。
着脱が楽
(ハンドル2か所、ステム1か所の)計3か所に止める、というだけの簡単作業。
だいたいはベルクロ(マジックテープ)か、バックルで止めるだけ。
ねじ止めなどが不要なのに、しっかりと固定されます。
今回のライドには必要ないかなーと思ったら30秒程度で外せるんじゃないでしょうか?
らくちん♪
脚に当たりにくい
これはフレームサイズによるかもしれませんが。
僕はダンシングしても膝に当たりにくかったです。
(フレームサイズ56)
今まではトップチューブバッグを常用していましたが、簡単なものを入れるだけならトップチューブバッグよりステムバッグの方が脚に当たりにくいのでこちらを常用するようにしました。
まとめ:痒い所に手が届く「とりあえず持っておくと便利」なバッグ
ステムバッグは「ないと困る!」というアイテムではありませんが、「あると助かる!」というアイテムではあります。
僕は買ってからほぼ付けっぱなしにしていて気楽な運用をしています。
ホント気楽。
付けるのに特別な道具も必要ないですし、安いし。
いるかな?って少しでも思った人は、とりあえず付けてみると良いですよ!
気がついたらたぶん付けっぱなしにして常用してることになってると思います(笑)。
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