こんにちは、染次朗です。
今回は自転車に必須の「ライト」について語ります。
みなさんは自転車のライトってどんなものを付けてますか?
ママチャリなら、最初から付属してあるものかもしれません。
一昔前はタイヤとの摩擦で発電する「ダイナモ式」というものがメジャーでした。
近頃は電池と太陽光発電の併用式が多いでしょうか?
これがロードバイクになると、突如「ライト沼」という造語が飛び出してくるくらいに奥の深い、一度ハマったら出てくるのが難しい領分となってまいります。コワイヨー
僕も多分に漏れず、ライト沼に軽くハマりました。
そんな中で最終的に「これなら大丈夫だろ!」というライトに出会いましたのでご紹介したいと思います。
自転車用ライトに必要な条件
と、その前に自転車用のライトに必要な条件を確認しておきましょう。
配光
まずは「十分な明るさ」があるかどうか。
これについては単純な照度(パッと見て「うわっ明るい!」となるかどうか)だけではなく、光がどの程度の範囲を照らしてくれるかというのも重要なポイントです。
使うシーンにも依りますが、スポットライトのように「明るいけど狭い範囲を照らすよ!」というライトを単体で使用するのは推奨しかねます。
なぜならその狭い範囲でしか視覚情報を得ることができず、また周囲の暗闇が一層暗く感じるため、照らされている範囲外で何が起きているのかを知覚しづらくなるからです。
つまり「スポットライトの範囲外から中へいきなり人が飛び出してきた」という場合には事故になる可能性が非常に高くなるのです。これは人に限らず、突然のカーブを曲がり切れない・落ちていたタイヤやブロックに気が付かないなど、事故の原因を察知しづらくしてしまいます。
(むしろ誘発する?)
配光が狭いライトも、配光の広いライトと組合わせることで能力を発揮できます。
が、配光が狭いライト”のみ”で使うのは、可能なら避けましょう。
電池式?充電式?
ライトのバッテリーは、内臓電池を充電して使うものと、市販の電池を使うものとがあります。
普段のライト使用状況で選択すると良いでしょう。
内臓電池を充電するものは、家や出先で充電する環境が整っていれば問題ありません。
また夜通し走る場合でも、予備バッテリーやモバイルバッテリーを持っていくのならば良いと思います。
電池式は、充電式電池を使うならば内臓電池と同様の使い方ができます。
夜通し走る場合でバッテリーが切れる場合には、予備電池を持っていくか、もしくはコンビニなどで補充することで省荷物化を図ることができます。
また充電をし忘れても、すぐに代替品が用意できるのも強みですね。
防水性
雨の日も走るなら、あるに越したことはない。
ただ自転車ライトの防水性について、染次郎は懐疑的でして……。
「防水機能付き!」と堂々と謳っているものほど壊れやすかったり。
特に記載のないものなのに土砂降りでも気にせず走れたり。
なんともはや。
価格
これについては説明不要ですね。
良くて、安い。
それに越したことはありません!
迷ったらコレ!「ROXIM RS3 Speed」のライトを買おう!
ということで、条件だしをしたあとすぐ最初に結論です。
「どんなライトを買おうかなー」と迷ったら、とりあえず「ROXIM RS3 Speed」を買いましょう。
この「ROXIM RS3 Speed」に辿り着くまでに僕はいくら散財したんでしょう。
後述しますが、いくつかのキャットアイ製品、いくつかの中華ライトを経由してきました。
キャットアイ製品:悪くはない、けど……。
さすが自転車装備のメジャーどころ、といったところです。
目立った非の打ちどころはなく、安定した性能を持っています。
特にランドナーに乗っていた時代は「HL-EL510」というライトには大変お世話になりました。
配光もそれなりに広くて明るく、そこそこコンパクト。
電池式のため電池切れになってもコンビニなどですぐ補充ができるという素晴らしい製品でした。
未だにあれば欲しいくらい。
でも廃盤になりました。
それ以降のキャットアイ製品は、高かろう壊れやすかろう、のイメージが付いてしまう結果が多かったので、ちょっと敬遠しております。
中華ライト:安かろう、ダメだろう
中華ライトに共通して言えることは「照度は超高照度、配光は極狭、発熱は凄い、しばらくしたら壊れる、安い」ということです。
安直に飛び込みたい人にはオススメ。容易にライト沼にハマれますが、ろくな沼ではないこと請け合いです。
ROXIM RS3 Speedを進める理由
ということで冒頭のROXIM RS3 Speedに戻ります。
特に惹かれるのが「配光の良さ」です。
公式サイトでもしきりに配光の良さをアピールしています。
自動車やバイク,原付のライトを見ると、しっかりと配光を検討したライトが付けられていることに気が付きます。それに対して自転車は「懐中電灯かよ」というような配光のものばかりで、真正面のみ、しかも遠くを照らそうとすると対向車線から眩しくなるというような代物ばかりです。
ROXIMの製品はそのあたりを考慮したものになっており、実際ライトを取り付けて正面に立っても眩しさを感じませんでした。
また、ROXIM RS3 Speedは電池式です。ある意味で融通の利きやすい仕様になっています。
真っ暗な山道を走る方は、ROXIM RS3 Speed×2台か、ROXIM RS3 Speed+狭配光ライトを点けるのが良いのではと思います。
価格もお手頃。
安い中華ライト1台買って失敗、もう1台買うかーとなった時点でおそらくROXIM RS3 Speedを最初から買っていたほうが安くつくと思われます。
ライト沼にハマる前に
ライト沼にハマる前に、とりあえずはROXIM RS3 Speedで様子を見るのが最適だと思います。
これで性能に不満があれば追加購入するなりすれば良いと思いますが、たぶん「このライトが最初で良かった」となると思いますよ。なんにせよ基準のライトにおススメです。
「言うてもライト沼なんかハマらんだろw」と思ってる方は、ぜひとも検索欄に「ライト沼」と入れて検索してみてください。たくさんのライトを見ることができるとともに、それぞれの価格を頭の中で計算していただくとちょっと引くレベルのものがたくさん出てくると思います。
みなさん、お買い物はご計画的に。良かろう安かろう、を買いましょう!
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