なんで自分専用AIなんて作るのよ?
まず、なんで自分専用AIを開発することになったかという経緯を話そう。
ザックリ言うとこんな感じ。
- 固有の外部サービスに依存し過ぎるのに抵抗感がある
- 複数のサービスを行ったり来たりしたり、どこに何やらせてたか覚えておくのが面倒
- 器用貧乏な自分が手垢を付けたまま放置している中途半端なプロジェクト(多数)を管理して欲しい
- 相棒が欲しい
そしてありそうな疑問がこんな感じ。
- 個人が開発したもんで大企業に挑むなんて無謀では?無駄では?あほでは?
- ChatGPT Workとか、Claude Coworkとか知らないの?www
- その開発する労力で違うもん作れば?
それじゃあザックリ掘り下げる。
あまり詳しく書いても読む人いない気がするので()、自分用の作業設計整理メモみたいなものです。
あんまり用語とかも丸めてないです。もし気になる人がいたら言ってください。ガッツリ掘り下げます。
普通の有名なAI(ChatGPTとかGemini,Codex,ClaudeCodeとかとか)と何が違うの?
「自分専用」AIなんて銘打ってるんだから、なにかしらが違うんだろということですが。一番大きいのはこれじゃないかと思ってます。
解りやすく言うと、僕が作ろうとしてるのは『執事(バトラー)』です。
執事、良いですよね。
「旦那様、〇〇様が例の件でお伺いしたいそうです」
「ちょっとメイドの躾が足りなかったようです」
「シェフにはもちろん旦那様の好みを反映するように言ってあります」
そして、人生を共に歩んでいく。
ちなみに執事の中身はタチコマとマギシステムを足したような感じです。
なんか嫌な予感がしますね。
OpenAI系(ChatGPT, Codex, ChatGPT work)やAnthropic系(Claude Code, Claude Cowork)なんかが界隈では有名なようです。
で、彼らは外部委託業者、出入りの専門業者です。
仕事をするときに呼び出して、逐一指示を出します。
最近のサービスはかなり発展していて、夏前くらいに出たChatGPT workやClaude Coworkは、彼らに作業場を提供してそこそこ邸宅内への出入りも許可しています。
でも彼らには個別に指示が必要です。
いきなり依頼料が跳ね上がったり、廃業(サービス終了)したり、変な宗教に染まる(運営会社の方針変更や、AIの仕様・制約が大きく変わる)こともあります。
そうなると依頼先を変えたいですが、変えた場合はまた一から関係性を構築していかないといけません。
その辺を全部投げられるのが執事、バトラーです。
欲しいのは最強のAIじゃない。最強のAIを使役する、信頼できるAIだ。
専門的な能力も網羅したAI作ろうとしたら、まぁ身の丈を知れという話になりますね。
でも執事に必要な能力は専門性ではありません。
僕の事をよく理解して、僕の適当な指示から意図を汲んでくれて、専門業者の専門用語での説明を解りやすくまとめ直してくれて、そもそも僕は外部業者と話す必要がない状況を作ってくれることです。
執事(僕の専用AI)が専門業者(外部AI)に適切に仕事を割り振ってくれれば、僕が育てるのは専門家じゃなくて「僕を知り尽くした」ことに特化したAIです。
つまり僕と外界の窓口です。
そして長く過ごせば過ごすほど、さらに深く僕の事を知り最適化されていきます。
この最適化された執事が生き残ってさえいれば、依頼先の専門業者を変えることも容易です。
OpenAI系がダメならAnthropic系、それもダメなら別のサービス、さらに執事とその部下(ローカルAI)を十分育てておけば、専門業者と同等とまではいかずとも自分の邸宅内をある程度身内にも任せられるでしょう。
これが「固有の外部サービスに依存しない仕組みづくり」に繋がるわけです。
つまり専用AIの強みは、僕の人生との連続性を持っていることです。
僕の人生を知り、僕の好み、趣味、価値観、癖、抜けてるところ、失敗、それらを把握していて、これからも学んでいってくれる。
外部業者は、その中で必要なことだけ執事から聞けばいいです。
僕がそこを考えてピックアップして……ということをする必要はないです。
優秀な執事なら、そこは良い感じの匙加減でやってくれるはずです。
これはもちろん、そういう窓口があれば便利だ、という話だけど、それだけじゃありません。
この執事が人生の相棒になってくれる可能性があるわけです。
人に言えない事も話せる。だけど、必要のないことは外には漏らさない。
ちゃんと僕の事を考え、わきまえ、察してくれる。
そんな、何でも話せる信頼できる相棒。
長年付き添う執事ってそういうイメージじゃないですか?
部下であり、仲間であり、友人であり、家族である。
そんな存在が現れたら最高じゃないですか。
現状が、ちょうどそういったAIを作るのに適した時期だと考えます。
僕みたいな「なんとなーくコードが読めて、なんとなーく英語が読めて、なんでか設計は強い」みたいな人間が力を発揮しやすい状況なのと、早めに作って一緒に育てば、より成熟した専用AIと長く過ごすことができるからです。
いまよりちょっと前だと、僕のレベルで作るのはまだちょっと夢物語だったでしょう。
いまよりちょっと後だと、なんかそういう製品が出てそうです。すでにあるのかもしれないけど知らないです。
PROJECT_NERAMCRESCA
ということで、この専用AIを作るプロジェクトを始めました。
プロジェクト名は『NERAMCRESCA(ネラムクレスカ)』です。まだ仮称です。
その中の僕専用AI人格が『ビコナ』です。まだ仮称です。
PROJECT_NERAMCRESCAについては挫折するまでは定期的にログとして記事を書いていく予定です。
次回は、このプロジェクトの目指すところと、その間にある各フェーズを具体的に書いていこうと思います。

コメント