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運動

ロードバイク選び

お店の前でパシャリ
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こんにちは、染次朗です。

現在、CannondaleのCAAD12 DISCという愛車(ロードバイク)に乗っております。

↓現在の自転車周りカスタマイズについてはこちら↓

自転車でのヘルメット装着 努力義務とは?
自転車で大人もヘルメットかぶらなきゃダメって聞いた! どういうことなの!? という方向けの記事です。 道路交通法の一部改正(令和4年4月27日公布、令和5年4月1日施行)により、全ての自転車利用者に対し、自転車の乗車用ヘルメット(以下「乗車

ロードバイクを購入したのは初めて。(ロードバイクに乗る前はランドナーという旅行用自転車に乗っていました)。せっかくなのでロードバイク選びのときにあーだこーだ考えた内容と、購入した経緯を残しておこうと思います。

必須条件

まず選定にあたり。僕は次の項目を必須条件としました。

  1. ホリゾンタルフレーム
  2. ロングライドにも適している
  3. 身長(180cm超)に合ったフレームサイズがある
  4. 価格が”~20万円”(これ以上は逆立ちしても出せない)

1.ホリゾンタルフレーム

ホリゾンタルフレームは、僕の中での”スポーティサイクル美”です。
ホリゾンタルフレームというのは、トップチューブが水平なフレーム。トップチューブはサドルすぐ下にある部分です。

ホリゾンタルフレームの自転車

ホリゾンタルフレーム以外には「スローピングフレーム」というのがあり、これは水平でなく斜めになっています。

スローピングフレームの自転車

スローピングが悪いとかでは全くありません。
ただ単に、僕はホリゾンタルが好きなのです。愛しているのです。
ランドナーもホリゾンタルフレームに惹かれて興味をもったところがあります。ホリゾンタルフレームの何が良いのかって、説明しづらいけど……なんか美しく感じるんですなぁ。

2.ロングライドに適している

いつかブルベというロングライド競技に参加したり、遠くへ自転車でキャンプしに行きたいと思っています。ということでロングライドに耐えうる装備が良いなと。

ロングライドに適してるってのは難しいですね。一般的に、ロードバイクはロングライドに適しているのでそれほど考慮する必要はないからです。

ツーリングのことを考えると大量に積載しても大丈夫なフレームが必要なんですが、そこはなんとかする方法を見つけているため、ランドナーなどに拘らずロードバイクまで選択肢を広げることに問題はありません。

そんな中でも敢えて挙げるのは「ディスクブレーキ」。上記用途だと、雨の中や山道での走行や荷物を持っての走行が予想されます。そんな状態でもしっかりとブレーキを効かせられるというのは大事な要素だと考えたわけです。

ディスクブレーキ

最初、自転車を選び始めたときはディスクブレーキって知りませんでした。ブルベについて適した装備を探してみたら、ちょいちょい見る単語なので調べて、あぁ欲しいとなったわけです。

ディスクブレーキってのは、タイヤの中心部分に金属の円盤があって、それを挟み込むことで減速するブレーキ機構。上の画像だと赤色で囲んだ中にあります。マウンテンバイクを中心に普及しています。

一般的なロードバイクはキャリパーブレーキというブレーキのが搭載されています。タイヤのリムという部分を挟んで原則するブレーキ機構。上の画像だと青色部分を挟んで減速します。

他にはカンチブレーキというのもあり、これはランドナーやシクロクロスという自転車に搭載されてます。

ディスクブレーキの何が良いって、雨に濡れてもブレーキがちゃんと効きやすいこと。そしてブレーキに関する部品がタイヤの中心にあるので、山道などでも泥などが詰まりにくいというメリットがあるのです。

3.フレームサイズ

大事なのが、自分にちゃんと合ったフレームサイズの自転車に乗ること。服とおんなじです。

実は、自転車を買おうとしたときに前回と同じランドナーも候補に入れていました。ランドナー基本的に好きですし。頑丈ですし。おすし。

ところがどっこい、改めて身長からサイズ確認すると、僕に適したフレームサイズがそのシリーズには存在しないことが判明。ちなみに僕は180cmちょい。

先代スポーツ自転車であるランドナーを購入した大学生当時は、正直右も左もよくわからず、近所の自転車屋の親父が嫌な奴だった小学生の頃の記憶があったため(笑)店舗に行くのもはばかられ、ネットで注文したのです。

で、ちゃんとしたサイズを知っておこうと思って調べると、メーカーによって表示とかいろいろ違うっぽい。困ったので自転車屋に行って相談しました。成長したぜ。

相談しに行ったのは、Y’sROADと(ワイズロード)いう全国展開している自転車屋さん。ここではバイオレーサーというサービスがあって、どんな自転車が良いのか、どういうセッティングにしたら良いのかなどを計測したり調整したりしてくれます。詳しくはお店のサイトで。

で、僕は「バイオレーサー1000」という一番安いサービスにしました。1,000円で適正な自転車サイズとかサドル高さとかを教えてくれます。身体のいろんな部分を計測しました。スーツ買いに行ったときのイメージが近い。ちょっと違うのは、自転車に乗った状態を想定して計測したりしたこと。

バイオレーサー1000

そのまま適したサイズのランドナー系をカタログで見てもらったら、ほとんどない。世の中もっとデカい人たくさんおるやん!というか外国人どうすんねん!と思いつつよく聞くと、ロードバイクならあるとのこと。最近はランドナーって昔を思い出したおじいちゃん世代が多いから、あんまり大きいのないらしい。ほんまかいな。

ということで、ロードバイクのカタログ見せてもらいました。最近の流行りはやたらとスポーティというかなんというか。ちょっとシックなのが好みなのよねーとか思いつついろいろ見てた。ともかく自分に適したフレームサイズは判明してひと安心。

4.価格

最後に価格。これはどう転んでも予算ってもんがあるので妥協するしないではないのだ。僕は貴族階級ではない平民なので、振れる袖は決まっているのである。金に糸目をつけなきゃ大概のことはなんだってできるのだ。そう、これは縛りプレーの一種である。日本人は縛りプレー好きなのよ。たぶん。ということで、諸般の事情で20万円以下で考えます。安けりゃ安いほど良しとします。

探した。そして、ハートを射抜かれた

上記条件で、いろいろ探しました。主にネット上を。

ディスクブレーキでホリゾンタルなアイツ

ネット上で気になる車種を探し、それを予算以内で入手する方法を探すローラー作戦。

でも、ロードバイク&ディスクブレーキって、そもそもあまり世の中になかったんですよね。ちょうどこの頃はツールドフランスでディスクブレーキの採用についてあーだこーだ言ったりしてた時期。シクロクロスでは採用されてるから問題ないだとか、いろいろありつつのディスクロード黎明期だったわけですね。だからそもそもの選択肢が少ない。探しやすいけど、デザインなどどこかでで妥協せざるを得ない可能性も高い。

そんな中、ありがたいことにデザインでも僕のハートを射抜いたのが現在の愛車、Cannondale の「CAAD12 DISC」だったのです。

まず、見た目が割とシック。ロゴが目立つ自転車が多いのですが、CAAD12 DISCはそこまで目立つわけではない。

フレームはホリゾンタルチック。フレームサイズが小さいとスローピングフレームになってくらしい。

この車種だと、身長180cmちょいの僕には、フレームサイズは56サイズが僕には適正らしい。つまり、適正サイズが存在する。そしてホリゾンタルは問題なさそう。

ちなみにCAAD12のサイズイメージは下記の通り。

  • 44サイズ:155cm~165cm
  • 48サイズ:160cm~170cm
  • 50サイズ:165cm~175cm(少し短め?48サイズも要検討)
  • 52サイズ:165cm~175cm
  • 54サイズ:170cm~180cm
  • 56サイズ:175cm~185cm
  • 58サイズ:180cm~

あくまで参考なので、最終的には乗ってみたりだとかジオメトリがどうこうだとかが重要になってきますが。
僕の場合は56サイズで身長ど真ん中なので割と安心です。

価格 ~サンキューアウトレットディスカウント~

価格は……定価23万円。たけぇ。たけぇよとっつぁん!学生時代、先輩から6万円で軽自動車を買った経験のある僕からすると鼻血が出そうになる金額だ。あぁ、これはいろいろ探して安いのが見つかっても20万円を下回るのは難しいだろうな……。

と思いつつ、超探す。とにかくGoogle検索窓に「CAAD12 DISC」と入力して片っ端から見る作業が始まる。たぶん1~2か月くらい探し続けた。こんだけ探してると、他の車種なんてありえない!という気になってしまう。(たぶんこういうタイプは株で失敗する。)

そしてあくる日。とうとう見つけた、アウトレット品!初めてのロードバイクなのにアウトレットで大丈夫だろうか!?と思いつつ、まずは価格をチェック。そのお値段、なんと……16万円!!

ヨッシャー!!!ですよ。ヨッシャー!!!
実に30%引き!

気になるアウトレットになった理由は?

「54サイズの自転車に56サイズのシールが貼られています」

……え?なにそれ?僕が欲しいのは56サイズですけど???

これを読んで、テンションガタ落ちの僕。犬だったら耳も尻尾もぺったんこですよ。しかしもう天啓と言いますか。この自転車以外ありえないという気持ちになっていた僕は、自分に有利な情報を脳内検索しまくるんですね。

「ロードバイクはワンサイズ小さい方が良い」

この言葉をどこかで見た気がする。早速、ネット検索。あるわ、あるわ。ワンサイズ小さい方が良いというたくさんの情報。どうしても小さければ、パーツ変更でどうにかなるとか、僕の背中を押す言葉ばかり。

「アウトレット理由はシールの貼り間違えだけなんだ。傷とかではないんだ。サイズが何とかなるならもう良いじゃないか。」

何か月も悩んでいた僕は「これは決まりだ」そう思って、とうとう勇気を出して実店舗に行って見てみることにしました。

実店舗でのやり取り

このアウトレット品は、スポーツ自転車のアウトレット品を主に扱っているお店で販売されている品でした。そんなお店があることも存じ上げませんでした。今後スポーツ自転車買うときは真っ先にチェックしよう。

お店は最寄駅から1時間ほど電車に揺られたところにありました。ドキドキしながら何度もチェックをし、さも慣れた風に入店します。ビビリの僕は、店に入るのが苦手なのです。ちなみに紙袋は被ってません。

このお店、外観もオシャレ、内装もちょっとオシャレ。そして所狭しとン十万円するスポーツ自転車が並べられています。この店に車が突っ込んだらヤバいな、と思いつつ物色します。と、お目当ての自転車「CAAD12 DISC」を発見!

良いねー、かっこいいねーとか思いつつ、脳内で跨っているところを妄想していると店員さんに話しかけられました。不審者だと思われたのだろうか?紙袋被ってないのに?

でも僕もこのために1時間電車に乗ったのだ。片道500円以上かかっているのだ。戦うなら今でしょ。

 

CAAD12のDISCバージョンってありますよね?
あれのアウトレット品があるってネットで拝見したんですが……

店「あぁ、これですよ。ご覧になられます?」

 

ということで、スムーズにお話は進む。

正直あまりロードバイクに触れたことがないので、改めてランドナーとの違い、特にフレーム材質によるフレーム断面形状の違いなどに驚く。
なにこれ、カタログで何度も見たけど、横から見るとめっちゃ細い。
そしてハンドルを握る。
ランドナーはハンドルの形状がロードバイクとは微妙に違うのだけれども(ランドナーのハンドルはランドナーバーと呼ばれる)、実際にハンドルを握って受ける衝撃はスゴイ。え、これで走るの?怖くない?という感想。

そして、さりげなくフレームサイズが書かれたシールを探し始める僕。どこじゃ?見つからん。
ひとまずはネットで得た知識「ワンサイズ小さくてもいける」を使って攻撃してみよう。

フレームサイズって、ワンサイズ小さい方が乗りやすいとかって聞きますけど、どうなんですかね?

店「あはは、まず無いですね!」

 

染次朗、撃沈。涙目になる。

 

 

そうですか……このロードが56だったら良かったんですが。

54だとサイズ合わないんですよねぇ。

 

店「56ですよ?」

 

え?

店「え?」

 

サドル下の一か所を指さす店員さん。

店「ここが54のシール貼ってあるんですけどね。実際は56サイズなんですよ。」

トップチューブしたのココにシールがある

54のシール!でもサイズは56!これで30%OFF!!

 

マジか!ネット掲載情報が間違ってるやん!

あれ?ということは、僕の眼前にあるこのロードバイクは「サイズシールを間違えているだけ」で、定価から30%OFFになり、欲しい必須条件を妥協なくすべて満たしたということ?完璧だ!!

店「ちょっと跨ってみます?」

ぜひとも!

ということで、そこからはテンション上がりっぱなしです。
一応「本当に良いのか?」と何度も自分に問いかけ直し続けますが、これは自分が冷静だと自分自身に言い訳するため。気を付けないと変な声が出そうになります。

 

結局、その場で購入サイン。
10日間ほど整備やチェックに時間がかかるとのことで、後日また納車日に伺うことにしました。

納車日

そして納車日。

これはもう書くことあまりないですね。
テンション最高潮。その日は曇り空。

これは購入場所から乗って帰ることにしかないですよね。距離にして25kmくらいの中距離ライドを予定していますが、久々のスポーツ自転車乗車なので着替えや飲み物をしっかり用意して望みます。

お店で最後の確認等をしたら、手続き終了。
このときはもうニヤニヤし続けでした。納車日は許されるだろ!

せっかくなので、スタンドをお借りしてお店の前で記念写真を撮らせていただきました。

お店の前でパシャリ

いろいろなところに行こうぜ。これからよろしくな。

 

↓その後の自転車周りカスタマイズについてはこちら↓

自転車でのヘルメット装着 努力義務とは?
自転車で大人もヘルメットかぶらなきゃダメって聞いた! どういうことなの!? という方向けの記事です。 道路交通法の一部改正(令和4年4月27日公布、令和5年4月1日施行)により、全ての自転車利用者に対し、自転車の乗車用ヘルメット(以下「乗車

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