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双極性障害心と思考

双極性障害をポジティブに捉えてみる

こんにちは、染次朗です。

実は現在「双極性障害」で苦しんでいます!

双極性障害ってなぁに?という方はコチラをご覧ください。

双極症(双極性障害)についてまとめ

簡単に言うと、二つの極端な気分(超ハイor超ロウ)になってしまう病気です。

病気や(精神)障害ともなると、どうしてもネガティブに捉えがちです。
しかしそれでは当ブログ的に負けた感じがして悔しいので、この「双極性障害」からもワクワクを引き出してみようと思います。

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双極性障害で良かったことってある?

この双極性障害という病気になってからは様々なところで振り回されています。

感情面もろとも連れていかれてしまうのが恐ろしいところ。人格などにも影響しますし、体調にも影響します。

主治医によると、僕はいまのところ双極性障害のⅡ型とされているらしく、躁状態(超ハイ)の程度がⅠ型ほど高すぎないで済んでいます。が、仕事を休職するのが2回目に突入していたり、混合状態かも?という状態があったため、Ⅰ型と見做される可能性もあるという段階です。

こんな僕がこれまでを振り返って「双極性障害で良かったこと」を書き連ねます。

一歩目を踏み出すきっかけを作れた(躁状態)

人間、ともすれば何をするにも一歩目を踏み出すというのはなかなかに勇気がいるものです。

躁状態だった僕は、その一歩目をスキップしながら踏み出したことが何度かあったなぁと振り返ったとき気が付きました。

例1:自分の進路を決めたとき

躁状態だと、周りのみんなが心配そうになる時期でも、自信満々で自分の考えた道を進めます。
これが偶然、振り返ったときに良い進路だった場合がありました。

鬱を体験して理解し、人に優しくなれた(鬱状態)

双極性障害だと鬱状態にもなるため、世の中でかなりの人数が発症してしまうという鬱病について、似た症状を体験することになり、身をもって理解できるようになりました。そのため「世の中にはツラい思いをしている人がたくさんいる」ということも知ることができ、人に優しくなることができたと思えます。

例2:鬱で動けないとき

僕の場合、鬱の時は自律神経も共にイカれるため、下記の症状が併発していました。

  • 動く気がしない(一日でトイレに数回行く以外、その場を動かずに寝転んで過ごした)
  • 不整脈で脈拍が30回/分まで落ちた(ちょうど2回に1回程度は飛ぶので手足がとても重たい)
  • 何も考えられない
  • 何も食べる気がしない
  • 自然と涙も出る

こんな状態(鬱病)を「気持ちの病気だろ」と軽々しく言う人もいるようだということに怒りすら覚える今日この頃です。

また鬱の仮病もなんとなくですが見分けることができているつもりです。

自信満々の自分を出すことができた(躁状態)

一時的な対面、すなわち面接などだと、普段の自分を知られていないため違いがわからず、躁状態の方が良い結果が出やすい傾向があるそうです。

例3:自信満々で面接に臨めるとき

僕が進学や就職の面接を受けたときは、タイミング良く通常状態または軽躁状態でした。

そのためテンション高め+自分に自信を持って面接に臨むことができており、好印象を与えられたようです。

休職になることで子供と触れ合える時間が増えた(躁・鬱状態 共に)

社会人で双極性障害になると、会社へ出社することが困難になることも多いです。
そうなると休職(または退職)となりますが、普通の会社員とは違い、家で過ごす時間がほとんどになります。そのため小さなお子さんがいる家庭だと人生全体で振り返るとプラスになるかもしれません。

例4:子供が1,2歳の時に休職となり、一緒の時間を増やせたとき

僕は子供が産まれたあとの1歳ちょっと前から10カ月近く、1回目の休職になりました。

子供が一番かわいい時期と言われる頃とイヤイヤ期を体験したので、良かった面もツラかった面もありました。が、同僚が「おじさん、また来てね」と子供に言われた話を聞いていると、休職という状態であっても子供の大切な時期に一緒の時間を過ごせたのは良かったなと思っております。

現在2回目の休職中。子供らがイヤイヤ期を脱出するかどうかという時期なので、子育てをリハビリとしつつ、その姿を目に焼き付けておきたいと思います。

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まとめ

ここに書いた「良かったこと」の数倍は双極性障害のせいでツラいことが起きています。

ですが、そのなかで少しでも良いことがあったと思えれば、多少は救いになるのではないでしょうか?

双極性障害で苦しみ続けている人にこそ、読んでいただきたい記事が書けた気がしています!

 

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