双極症についてよく話すので「これから先ずっと薬を飲み続けないといけないのがツライ」みたいな相談をちょいちょいされる。
しかし、なにも悲観する必要はない。
敢えて言わないだけで、毎日服薬が必要な人は結構周りにいるのだ。
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例えば僕の叔父は、青空の下で仕事をし、青空の下で釣りを楽しむので年中日に焼けている。
見るからに健康そうなおじさんだ。
そんな彼だが、実は心臓の病気にかかった過去があり心臓に人工弁を使っている。枠組みとしては障害者である。その部分が詰まらないように血液がサラサラになる薬を毎日飲んでいる。
周囲を見渡して「この人は毎日薬を飲んでそうだな」とか思う人数よりはるかに多くの人が同様の状況にいると思っていいだろう。
さらには毎日サプリメントを摂取している人もたくさんいる。
「健康のために」飲んでいるのだ。
「症状を抑えるために薬を飲まなきゃ」ではなくサプリと同様に「健康のために薬を飲んでる」と思えば良いのだ。なにも間違ってはいない。捉え方の違いだけだ。
飲まないより飲んだ方が良い。その共通項だけ見つめていればいい。ネガティブな要素に目を向けてなにか得することはあるか?ほとんどないだろう。ただし薬の副作用などの注意事項だけは気にかけておこう。
合わせ技も有効だと思う。
毎日の服薬にサプリメントも追加するのだ。
僕はサイバーイグアナ式健康法というのを参考にしている。
その効果効能については一旦置いておいて、この方法は結構な数のサプリメントを摂取する。
それに追加して僕はエビオス錠を飲んでいる。エビオス錠は一回10錠を毎食後が目安だ。
これらをまとめて目の前にすると、最初はちょっと引くくらいの量がある。合計20錠ほどなので嚥下能力が弱い人だと飲み込むのが大変な量だ。
双極症の薬としては5錠出ているので、その4倍の錠数を朝夕食後に飲んでいることになる。(エビオス錠はめんどくさいのでだいたい昼は飲んでないw)
双極症の薬は夕食後に1度になるよう数年かけて調整したので、朝20錠、夕25錠。そんくらい増えたって全然気にならない。

サイバーイグアナ式健康法をすべて行おうとすると嚥下能力的にも金銭的にもちょっと大変なので、とりあえずエビオス錠を飲むことから始めてみたらどうだろうか。
病気の薬を飲むことなんてオマケ程度に感じるかもしれない。僕はそう思ってる。
病気の薬は「飲み忘れないように」と「グレープフルーツに気を付けろ」くらいしか考えてないので何の気負いもない。
薬とはそれくらいの付き合い方にしておくのが、サステナブルな薬物療法になるのではないか。
(サステナブルって言ってみたかった。わかりづらいわw 持続可能なって意味:sustainable)


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