継続できないのは普通だった｜1年で9割が辞める理由と、続けるヒント

自発的に独学でベースを始めて5カ月ほどが経ちます。≫新しいベースも買っちゃいました。 三日坊主の僕としては珍しいことなので『継続できる理由』を分析してみます。

継続できないのは、意志が弱いからじゃない

僕が継続するの下手だから言い訳してるワケじゃないですよｗ
「何かを継続するというのは難しい」というのは割とよく聞く話で、ふと思い返すとある程度共通した内容があることに気が付きました。

1年以内に9割が挫折？ジャンル別データで見る「継続の壁」

ギター：飾りになってる楽器をよく見る件

音楽始めよう！て思った人が始めるのって、だいたいピアノかギターだと思います。
ピアノは小さい頃の習い事でとか。ギターは中高生くらいでミュージシャンに憧れてとか。
大人になって楽器触ろうって思うと、またピアノかギターが選択肢に入ってくると思います。

そして楽器は「挫折するナニカ」の代表格かと思います。

ギターについては、メジャーメーカーの”Fender社”が統計を発表していました。
要約してくださっている方のブログ記事によりますと、Fender社のギターを購入した初心者のうち90%の人は1年以内もしくは90日以内に辞めてしまうとのことです。

筋トレ：半年ジムに行ってるとだいたい顔ぶれが変わるｗ

筋トレやダイエットも続かないものの代表格ですよねｗ

スポーツ科学ジャーナルという学術雑誌の記事によると、ジム通いを始めて3ヶ月目までに63%が辞め、1年以内に辞める人が96%だということです。

ブログ：100記事書ける人はごく一部

ブログも継続できない人が多いです。
総務省の統計があるようで（なぜだろう）、それによると開設されて1年後も更新されているのは30%，2年後で10%，3年後で3%だそうです。
……このブログ、一応2017年からやってて8年目なんだけど……めっちゃ貴重やん……！ｗｗｗ

よく「100記事頑張って書け！」みたいな話があったんですけど、毎日書いてだいたい3カ月。そこまでいかない人だらけってことですねぇ。

語学学習：みんな続いてたら、みんな外国語で喋れてる

語学も辞めちゃう人が多い印象です。
ビズメイツ社さんの調査によると、3カ月以内に81%，1年後には95%の人が挫折するそうです。

1年後に継続出来てない人が「普通」で、1年後も継続出来てる人は「スゴイ！素晴らしい！」人

こうやっていくつかの調査結果なんかを眺めてみると、どんな分野でも1年後には9割の人が挫折してます。

つまり継続できないのは意志が弱いんじゃなくて、普通なんです。
1年後も継続出来てる人は、上達度合いとか関係なくそれだけでスゴイ人なんです。尊敬に値します。マジで。

僕は「努力」と「継続」という文字が苦手だと配信で言いまくる程の飽き性だと思っていましたが、こうやって見てみるとそんなにネガティブに考える必要はないのかもしれません。

続けられる人と続けられない人の違い

じゃあ継続できる1割の人間には何が違うのか？
たぶん自発的に「楽しい」と思えるラインまで行けるかどうかが大きいかと思います。

最初の「新しいコト始めたから楽しい！」から先の「これってやっぱ楽しい！」に辿り着く前に壁がいくつもあるんですよね。

継続できる人は、元々の気質でその壁を超えやすい人もいるでしょう。
でもだいたいは「壁に当たってる辛さよりも大きい楽しさがあるかどうか」だと思うんです。

難しいコト、面倒なコト、休みたいとき。
そんなときに「でも〇〇があるから楽しいな」と思えたらプラマイでプラスなんですよね。

どうやったら継続できるか

僕の実体験も含め、継続できるパターンを考えてみました。

①とにかく触れる

継続したい事への「単純接触効果」を狙います。
繰り返し接触すると好感度や印象が高まるという物ですが、これが継続したいものに対しても有効なんじゃないのかなと思います。
つまり「少しでも触れる」を毎日することで無意識にどんどん好きになるワケです。
必要に駆られたり興味があったりと始める理由は様々ですが、「好き」の気持ちが増せば増すほど壁に当たっても乗り越えるパワーも増すのでプラマイがプラスになりやすくなります。

僕のベースの場合、もちろんできないフレーズやテクニックがたくさんあります。
そこで「あ”あ”あ”あ”あ”！！！」てなることもよくあります。
でも、そもそもベースの音を聴くだけで幸せでし、すぐ楽器を触りたくなります。
毎日なにかしらベースに触れているのでどんどん好きが増し、結果として継続に繋がっていると思われます。

②壁を低くする

マイナス部分を減らして、トータルでプラスになりやすくする方法です。

ダイエットや筋トレについて、以前のダイエット成功時の記事で「重要なのは継続するための敷居をどれだけ下げるかだ」という旨を書きました。
「やろう」と思ったらすぐできる環境が大事なんですね。ジム通いって僕も経験あるけど、行く準備とか移動時間なんかが億劫で面倒でだんだん足が遠ざかるんですよね（遠い目）。

ジム通いは半年くらい自主トレが継続できた人がやると良いんじゃないかなとおもいます。
もしくはオンラインのパーソナルトレーナーですね。実は僕 >≫CLOUD GYM（クラウドジム）というのをやってました。これについては別記事で書こうかなと思っていますが、これから筋トレ始めよう/ダイエット始めようっていう人にはめっちゃ良いと思います。割としっかり目にオススメしますｗ

③仲間をつくる

気軽にやれる同士がいると、なんだかんだ数ヶ月経っていて習慣になっているというパターンもあるんじゃないかなと思います。

語学学習だとHello Talkというアプリだといろんな国のネイティブと話せます。
相手は逆に日本語学習をしたい海外の人ですね。お互いの国の言葉を話しながら教え合う、という感じです。

これは試したワケじゃないので説得力は薄いんですけど、持ちつ持たれつの関係であり、学習者という仲間でもある関係が生まれると楽しいと思います。
相手の方が日本語上達速度が速くて「えっなにしてるん！？」て気になったらそれも外国語で聞けばいいし。「実はこんな勉強もしてて」とか言われたら試してみたいし、負けられないなって思うし！

僕もそのうちこういったアプリで英語とスペイン語の勉強やろうかなと思ってます！