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音楽

初心者なのにセクシーな5弦フレットレスベースを衝動買い!:モチベが上がって正解でした

≫ベースを始めて約5カ月。
まだまだ初心者なのに、気づいたら超セクシーな5弦フレットレスベースを衝動買いしてしまった。怖いね!

というのも、理想の形のベースを探していたらベース界のストラディバリウスとも呼ばれるらしい「カール・トンプソン」に辿り着いてしまった。僕はもう一目惚れ。
さすがに本物は手が届かない価格(数百万円)だったけど、あの色気あるフォルムを諦めきれずにネットを彷徨いまくった結果……中古で、それっぽいオーダーメイド品を発見。しかもハードオフ通販で。

1ヶ月くらいずっと悩んで、何度もページを見に行ってたら……まさかの値下がり!
気づけば、クリックしてた。悔いはない。

カール・トンプソンの魅力にやられた

理想のベース形状を求めて画像検索しまくった

カール・トンプソンという名前を知ったのは、理想のベースってのが頭に浮かんできていて「そんなのないかな~」と画像を検索しまくった結果だった。ちなみにこんな感じ。

つたわれ

ツタっぽさというのか。ゼルダの伝説シリーズに出てきそうな丸まり具合というか。

「クルクルしてる」とか「カーブしてる」とか、めちゃくちゃ曖昧な検索ワードを入れてたw
そしたら出会ってしまったんですよね、カール・トンプソン。
「これ!これだよ!!まさしく!!!」と驚きました。

デザインから湧き出るワクワク感と色気がエグい

実際に「カール・トンプソン」で検索していただけるとわかると思うんですけど、めっちゃクネってます。

つたわれ part2

一般的にイメージするエレキベースっていう感じじゃないと思う。だからこそ「これだよこれ!」ていうのがあったことに驚いたし、それを作ってる人の作品が「ベース界のストラディバリウス(ヴァイオリンの最高級品)」と呼ばれていることにも驚いた。僕の感性、完璧すぎでは……!w

もうね、ベースが生きてるんですよ。生き物ですよ。
「楽器から生き物になった」ていうより、「生き物から楽器になった」ていう感じ。

ヘッド部分もカッコいい。なんかここだけ武骨にしてある。細部にわたってこだわりを感じる。

でも本物は高すぎた

ほほーん、こんだけ僕ちゃん様の理想を体現してるベースはおいくらくらいなのかな?って調べてみたら、300万円とか普通にしました。絶望したよね、もう。そりゃもうストラディバリウスですもん。

でもさ、あんなん見ちまったら、もう血眼になって探しちゃうよね……。

見た目だけでも似たベースを探しまくった日々

変形ベース沼にハマる

それからはいろんなサイトで似たようなベースがないか探しまくりましたよ。

市販品で一番似てるのは ATLANSIA(アトランシア)というメーカーの「VICTORIA(ヴィクトリア)」シリーズ でしょうか。まぁそれでも数十万は当たり前の世界です。
本格的な楽器だと考えればそんなもんかもしれませんが……。

ただちょっと形状が違う。僕にはちょっと刺さりきらない。
かすりはするんだけど、まだ生きていられる。致命傷ではない。

これはどうしたもんかなぁ……やっぱ理想は理想のままか……と思ってたんですよ。
そしたらなんとまぁ。

まさかのハードオフで発見

画像検索で「これもいいなぁ……やっぱカール・トンプソンかっけ~」と思ってクリックしたら、飛んだページがハードオフだったんですよ。え!?w

キ、キミは……!???

ま、まぁハードオフにカール・トンプソンが置いてあることもあるかもしれない(たぶんない)しな……と思ってお値段を見たら13万円ちょい。

えっ

えっ?

本家リスペクト感がすごいオーダーメイド品

落ち着いて詳細を読んでみると、オーダーメイド品でした。
これ制作依頼した人、確実にカール・トンプソン好きでしょ……w

そんでもってフレットレス、5弦。

フレットレスっていうのは、弦を押さえるところに普通は付いてる金属の棒が無いんですよ。
ギターとかじゃなくてヴァイオリンっていうイメージです。エレキベースとしてはどちらかというとイレギュラー側です。

そしてベースって普通は弦が4本なんですけど、素人卒業した人が「もっと低音を鳴らしたいぜ!」て手を出すのが5弦。

そういう認識なので「こいつぁ、めっちゃ玄人仕様だぜ……!」と恐れおののいてました。ちなみにどこの誰が作ったかは謎。ネックのメーカーとピックアップの型式だけわかってる。

とにかくカッコいい。かわいい。セクシー。

迷いと執着と値下がりと

何度も商品ページを見に行ってた

それからもうほぼ毎日ハードオフの商品ページを見に行きましたよ。

「あ~やっぱ良いよ~!」という目の保養と、「まだ売れてないよな……?」という確認。
ハードオフの通販ではものすごい数のベースがある(全国の在庫と連携しているっぽい)のでそうそう見つかることもないやろ……と思いつつも「いや、こんな素敵なベース。お金持ってる誰かが見惚れて即買いする可能性も普通にある!」とソワソワしまくってました。

でも13万……。

商品ページを見に行きすぎて作業が手に付かなかったので ≫Obsidian にウェブサイトを保存して2日ほど見ないことに成功しましたが、その後はObsidianの保存したノートを見まくるようになったので意味が無くなりましたw

心が揺れるたび現実を思い出す

購入に踏ん切りがつかない理由はいくつかある。

一番は、僕が初心者で、このベースが明らかに玄人用だっていうこと。
スラッピングも満足にできてない現状じゃあ早すぎる。早すぎる、が……。

あとは部屋が汚い&狭いから置く場所も……。

と、買わない理由は次から次へと思いつく。
それと同時に「でも良いベースだよね❤」て悪魔がささやく。悪魔が肩に手を置いてニッコニコ笑ってる。もう僕にはお前が見えるよ……。

まさかの値下げでついに10万円へ!

ある日、いつものように商品ページを見に行ったら違和感があった。

これは……なんだ?SOLD OUTか!?
と思って確認したが、売れたワケじゃなかった。めっちゃ安心した。
でもこの違和感はなんだ……?

商品ページをもう一度見直して、あるかわからない間違い探しをする。

あったわ。お値段の桁が変わってる。

双極症だから、高額商品を買うときはノリで買ってないか気を付けないといけない。
浪費じゃないか、気を付けないといけない。
自分に聞いてみた。

おまえ、悪魔やろ

僕は、ポチった。

届いたベース、触れた瞬間モチベ爆上がり

重量感・質感・造形のすべてがツボ

はい、届きました。2日ほどで。
ハードオフさん発送が早い!素敵!

ドキドキしながら開封したんですよ。開封動画も撮ってるんですけど、それはまたいつか。

とにかくねー、もうねー、セクシー!かわいい!かっこいい!

ツタみたいなクルクルした部分とか、腰みたいなくびれ部分とか、もう触りまくりですよね!!
この数日後に ≫尻博2025 に行ったんですけど、帰ってきてベース触って「キミ、お尻じゃん!」てビックリしました。
もうこの生き物(ベース)にメロメロですわぁ……!

気持ちの悪い解説

箱根の寄せ木細工みたいなボディの組み合わせ方もお洒落だよねぇ……!
ボリュームスイッチとかも木製なんですよ。ホントこだわりぬいてる。

あとはフレットレスなので、フレットに刻まれたトカゲ?ヤモリ?がよく見えてかわいい!

ずっと触っていたくて、リアルに抱いて寝ました。
なんか一線を越えた感はある()

練習用ベースを抱いて寝転がりながら練習、まではやってた

ちなみにネガティブな部分としては。

最初に触ったとき「なんかニス感が強いな……ベタベタする感じも……」と思ってたんだけど、一日お触りしまくってたら慣れました!w

弦はコーティングが付いてました。初めてコーティング弦を触ったけど、これまたヌメヌメしてて、こっちは数日経った今でも慣れません。なんか指弾きするときにひっかかる。
まぁ下手なんでしょうね!

音は、詳しくはよくわからんけど、最高!

そもそもちゃんとしたアンプ持ってなくて(おい)、ミキサー通してPCのスピーカーから音鳴らしてるんですけど、それでも「あ、音が違う」てのがわかります。

僕の手元にあるベースって、3万円くらいだったAriaProⅡと、友人から譲ってもらって十数年放置してたFenderのPrecision(10万円くらい?)なんですけど、その2つの差より大きい差があります。

AriaProⅡ:なお、このコも見た目で惚れて買ったw

もっとウッドベースみたいな音がするのかなぁと思ってたけど、かなりエレクトリックな音がしました。でも低音がズーンってきて、鳴らしたときにお腹が気持ちいい。ひたすらベンベン鳴らし続けて悦に浸れます。これよ、この感じがベースの良さ……!

もちろん今いるコたちも好きですけどね!

「練習しなきゃ」じゃなく「触りたい!」になった

そもそもベース始めたら「練習しなきゃ」よりも「弾きたいな」という感情が強めではありました。それでも「毎日少しでも弾かないと上達しないっていうよね……!」というちょっとした”頑張り”もありました。

でもこの謎オーダーメイドベースを手に入れてからは、手持無沙汰になったらとりあえずもって撫でたい。撫でてたら少し弾きたい。ということで練習感のない触れ合いから始まる練習が増えました!

僕の超初心者仕様のベースは「おし、学ぶぞ!練習するぞ!」というときにはヤル気スイッチをばっちり押してくれるので、どっちもどんどん触ることになりましたね!

初心者がこだわりベースを買うことについて

「背伸び」じゃなくて「モチベ」だと思う

これから先ベースを続けるかよくわからん、という人もいると思う。

趣味に外見から入るというタイプの人やお金を持ってる人は、こだわりベース、お高めベースを買っても良いと思う。

でもそうじゃないっていう人は、なかなかこういう玄人っぽいものに手を出すまで時間と勇気がいると思う。

僕の場合はちょうどそのバランスが取れた、むしろ今の状態で最高のニーズだったのかもしれないベースに出会えました!
モチベーション?めっちゃ上がったよ!

だって気が付いたら触ってるもん!!!

安いベースを買ってたら今ほど愛着湧いたか?

全然問題ない。愛着湧く。

僕が買った3万円くらいの初心者ベース(AriaProⅡ)もめっちゃ愛着湧いてる。そもそもこのコも見た目に惚れて買ったし、さらにステッカーとか貼りまくってるからね!www

≫ギターにもいろいろ貼ってあるw

そもそも値段じゃないんだよ。その楽器、その物に対してどれだけ真っすぐ見ることができているかどうかなんだと思うよ。

……だから友人から譲ってもらって十数年放置してたベースには正直まだ愛着が全然湧いてない💦
これから愛着が湧くように、これまでの分を取り戻せるよう、そのコとも良い付き合いをしていきたいね!!!

好きな楽器で練習するのは正義

まとめ|このベースとの出会いは僕にとって“運命”だった

「惚れる」ていうのはとても大切な感情だと思う。僕は所有してるロードバイクにも惚れてる。名前も付けてる。結果として考えたり触れたりという機会が増えるので、上達にも繋がると思う。何より楽しいからね!!!

まだ弾きこなせるレベルじゃないけど「キミの魅力を引き出せるように頑張るわ!」という気持ちで、今日もまたナデナデしつつ、いつもの練習用初心者ベースをベンベンしまくるのであった!

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