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図画

尻博2025へ行ってきた話

尻好きを公言している僕が今年も「尻を表現する」お尻の祭典【尻博】に行ってきました。
創作モチベが爆上がり。そんな尻博2025の会場の空気感や、印象に残った展示をレポートします。

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尻博ってどんなイベントなん?

尻にまつわる創作が年に一度、一堂に会する。そんなお尻の祭典が”尻博”です!

開催概要

展示は「アダルト~!!!」「ドエロ~~!!」という感じだけではありません。が、アダルトもエロもあります。まぁお尻って性的魅力があるからそういう物です。しかしギャラリーフロアで開催されていることも相まって、空気感はあくまでアート/美術/芸術という感じが強いです。女性のお尻も、男性のお尻もあります。一部性器や胸が出ている作品もありますが、そういう分野だとあるよね、という程度です。それよりもむしろ「お尻がメインだからね!」ということで顔もほとんど出ていない作品も多いです。

雰囲気

文房堂さんの4Fでエレベーターを降りるとすぐに受付があるんですが、毎年紳士な雰囲気の方が優しくお招きくださいます。

ちなみに入場特典でポストカードがいただけます!数種類の中から好きなものを1つ選んでね、という入場直後から悩まされるスタイルです。今年は4種類でした。毎年受付で1分くらい悩んでますw

1人でも数人でも楽しめると思います。僕は昨年は興味を持った尻好きな友人と行きましたし、今年も他の友人が興味を示したので2人で行こうと計画していました(スケジュールが合わなくて1人訪問でしたが)。1人で行ったからといって尻をもがれることは無いので安心してください。

ちなみにタイミングが合えば出展者さんが在廊していてお会いすることもできます。
僕は過去に美南ナミ(X:@373_cos)さん,梵さん(X:@BON_BisexuaL)とお会いできました。(今回は遭遇無し)
SNSとかで在廊予定とかを出してる方も多いので、気になったらチェックしてみるといいですよ。

「お尻を表現する」ってどういうこと??

「お尻ってこんな魅力があるよね」ということを各分野のアーティストがそれぞれなりの解釈で訴えかけてきますw

目につきやすいのはコスプレイヤーさんで、普段からいかに魅力的なお尻になれるか・維持できるかを努力していらっしゃり、それを発露できる場としているように感じます。皆さんのSNSを見ると筋トレや食事などの努力を垣間見ることができます。
またカメラマンさんもかなりのこだわりをもって撮影に臨んでいます。各モデルさんによってカメラマンさんももちろん異なるのですが、その人のどんなお尻を、どう魅せるかというプロのこだわりを感じますね……!

来場者もお尻の写真を撮れるスペースと展示できるスペースがあるよ!!!

お尻だと特に「質感」が大事です(個人的には)。
その質感をどう表すか、ということで写真でも光の当たり具合、一緒に映り込む衣装や小道具、動画ではたゆむ感じの表現など「お尻という題材だけでもこんなにいろいろできるのか」と感心しきりです。

立体造形では毎年、モデルさんのお尻を3Dスキャンして木材をCNC旋盤(コンピュータ制御の削りだし機)を使って彫刻したものが展示されています。これがまた凄い。
2年前は手袋をして触れたりもしましたが、今年はお触り禁止です。触ると「同じ材質でも男女でこんなに『感触』が違うのか……!」と驚けたのはとてもいい体験でした。

尻博2025で個人的に刺さった作品

ギャラリー内では一部を除き撮影OKです。全てをご紹介するのは難しいですが、個人的に刺さった作品をご紹介させていただきます。


「わくら(X:@wakura081)」さんの作品。

毎回刺さってる気がしますw
脂肪だけじゃなくて、奥に筋肉を感じられる健康的なお尻をモデルさんに選んでることが多い気がします。昨年の尻博2024で購入した写真集を確認したらわくらさんの物がありました。


「麦賀」さんのこの写真は、お尻の柔らかさと木製マネキンの硬さの違いが凄く良かったです。目に入った瞬間に「おっ」てなりましたね。髪の流れもそのパーツに視線誘導されている気がします。この蜂も、先ほどと同様に異質というか異物が一緒にあることで際立つものがあります。


もはや「いつもの」と言っても過言ではない、「三嶋哲也(X:@mishimatetsuya)」さんと「上野木型製作所(X:@UenoKigataM)」さんの作品。モデルは「穂乃花(X:@honohono_12)」さんかな?

今年は一番奥の方に展示してありました。例年は入り口すぐにあったので受付のお兄さんに「今年はアレないんですか……?(´・ω・`)」て聞いたら案内していただけましたw

今回は緊縛した状態の女性をスキャンしたようで、緊縛関係を間近で見る機会って少ないと思うのでまじまじと観察することができるチャンスとも言えるかもしれません。

緊縛は素人がやると事故になるらしく、確かな技術者が必要らしいです。そのうち紙袋かぶった状態で緊縛される動画を撮影してみたいですね!w

今回は額に飾られたかのような作品もありました。
削りだす機械はかなり高価な物のはずです。機械部品の削りだしとかのイメージしかなかったので、こういった作品にも使えるんだなぁと思うと共に、これも3Dスキャナとかの進化と共に増えた表現方法なんだろうなとかフムフムしてました。


「Yukihiro Nakamura(X:@ikinosiroi)」さんの作品。

僕はこういうモチーフが好きなのかもしれません。なんていうか、オフィーリア的な美しさ。そのうちこういった作品を飾れるような家に引っ越したいです。毎日素敵なお尻が目に入る生活。最高ですね!


上記作品が刺さる人には「MOIRA(X:@mekemon)」さんの作品も刺さるんじゃないかなと思います。昨年の尻博でLOTUSという写真集を買いました。めっちゃ良いです!


「MITSUYOSHI TOMIKAWA(X:@hrym3244)」さんの作品。

尻博の展示は結構異彩を放ってる物が多いんですが、その中でも周囲の空気感を持っていってました。これ、小さな文字が全部手書きで書かれてて、労力も語彙もすげぇしバランス感覚もすげぇしと、すげぇすげぇ言いながら覗いてました。

「御尻、御尻」と唱えると、お尻の悟りの境地に至れるそうです。毎日唱えよう。


「梵さん(X:@BON_BisexuaL)」さんによる男尻。

今年は褌で行くぜ!と聞いていたのでどんな風になっているんだろうかと気になっていました。男性のお尻はどうしてもいろいろと映ってしまいがちなので紹介できる作品の選別が難しいのですが、男尻が好きな人は梵さんをチェックすると良いと思います!
ちなみに昨年ギャラリーでお会いしたのでお話しさせていただきましたが、とても話しやすい方でした。


「Hajime kinoko(X:@hajime_shibari)」さんの作品。

緊縛系。「こんな細い糸で……!?痛くないの!?切れないの!?」とか思うと共に、こういう美しさもまたあるんだなぁと気づかされました。
他にも写真集を出されていてサンプルが置いてあったのですが、緊縛は「縛っている状態」だけではなく「縛った跡が付いた状態」もとても良いものだということがわかりました。なんならそっちの方が心がざわつく(丁寧な表現)。
写真集では、薔薇に見える縛りとか、コルセットのようになっている縛りとか、奥深いものをしることができました。
緊縛は奥が深いとは聞いていましたが、写真集を見てるだけでもこんなに深さを知ることができるんだなと溜息が出るものです。

尻博で創作欲が加速した

毎年そうなんですが、尻博に行くと「よーし、なんかやるぞ!」という気持ちになりますねw
これはまぁ尻博に限らず、ギャラリーに行ったり、≫デザフェス とか ≫コミティア とかのイベントに行ったりということで得られる栄養素だと思います。
創作関係をやってる方は気分転換にフラフラとこういった展示やイベントに足を運んでみるのはとてもいい刺激になるんじゃないかなと。
もしかしたら良いご縁ができるかもしれませんしね。

ちなみに創作関係だとこんな記事が人気なので読んでみてね!

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尻博は「お尻好き」じゃなくても行く価値があるか

お尻に興味が無くても、なにか一つに特化したテーマの展示にはいろんな視点で物を見るという経験が得られるのが良いと思います。

僕が「お尻好き」っていうとスケベな話にしか聞こえないのですが、割としっかりモチーフとして好きだったりします。スケベ心が無いかというとそんなワケでもないんですが()

僕の雑談配信を視聴したことがある人なら、僕がお尻のテーマだけでどんだけ話すんだよとか、どんだけ嬉しそうなんだよとか伝わるかと思いますw
その感じをいろいろな物に対して持てるようになったら、世の中いろいろと楽しそうな物だらけになりそうでワクワクしませんか?

必要なのは、好奇心と、ちょっとの勇気です。

尻博をみた後

尻博のあとは、オススメは文房堂さんの3Fにあるアートカフェでお茶しながら余韻に浸ることですね。

あとは1Fで文房具漁りをするのも良いです。
僕は趣味のポスター集めと、気に入ったヤモリのブローチ、プレゼントとしてクマの栞とカメレオンの栞を買いました。

まとめ:尻博2025、今年も良かった!

ぶっちゃけ今年は暑くて行くのやめようかなとか思ってましたが、頑張って行って良かったですw
毎年全部が変わるわけではないんですが、7割くらいが入れ替わってるイメージなので新鮮さと「これこれ、これだよ」感が両方あって、いい感じに常連感を醸し出せるようになってきました(めんどくさい奴)。
年々広報的なのが広がってると思うので、もしかすると今後尻博を目にする機会も増えてくるんじゃないでしょうか。
今年間に合う人は今年の、スケジュールが合わない人はぜひ来年の尻博(あるでしょ!?)に行って、僕とお尻談義をしましょう!

情報が間違ってたり、載せない方がいい写真や名前がある場合はご連絡いただけると幸いです。
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