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運動

CYCLE MODE RIDE OSAKA 2019とe-Bike

CYCLE MODE RIDE OSAKA 2019
CYCLE MODE RIDE OSAKA 2019
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➡2019/12/12 追記(写真出てきたので)

西日本最大のスポーツサイクルフェスティバルと銘打った「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2019」に行ってきました。3カ月ほど前(3月2日,3日)に。

CYCLE MODE RIDE OSAKA 2019

いってきました。

e-Bike(電動スポーツ自転車)に関心があって、その辺を中心に見たり試乗してきました。
何となくの雰囲気や、2020年以降のCYCLE MODE RIDEに行っていようかなという人の参考にれば幸いでございます。

CYCLEMODERIDE2019会場

CYCLE MODE RIDE とは?

さて、CYCLE MODE RIDEってなんでしょう?
公式サイトより引用してみます。

西日本最大の野外型スポーツサイクルフェスティバル“サイクルモードライド”。
大阪のランドマークでもある太陽の塔を臨む絶好のロケーションで、スポーツサイクルの性能を存分に楽しめる全長2キロ超のロング試乗コースや、最新の自転車関連グッズが並ぶNEWアイテムエリアに加え、スポーツサイクルの次の“遊び方”を提案する様々な企画コーナーを開催します。

~中略~

サイクリストのみならず、アクティブユーザーをターゲットとした体験型イベントとして開催することで、より多くの方にステキなバイシクルライフを送っていただくきっかけとなるイベントの実現を目指します。

万博記念公園で開催される自転車イベントで、いろんな企業が出展してます。

大阪万博公園

たいようのとうっ

いろんな自転車の試乗もできるということで気になっていました。

今回、一番気になっているのはe-Bike(電動アシスト自転車)。実際に乗ってみないと判らないところが多々あるだろうなーと考えていたら、前から気になっていたこのイベントでe-Bikeを特集するとのことだったので参加してみることにしました。

e-Bikeとは?

そもそもe-Bikeとはなんぞや?というところです。
先ほどから(電動アシスト自転車)と書いている通り、e-Bikeとは電動アシスト自転車のことです。

ただ電動アシスト自転車としてよく連想されるようないわゆる「ママチャリ」タイプではなく、スポーツ自転車の電動アシスト版がe-Bikeとされていることが多いです。

  • スポーツ自転車に乗りたい、だけど坂道を登るのは苦手!
  • スポーツ自転車に乗ってる人に誘われて始めようと思うけど不安!

というような人が特にフィットする種類の自転車かと。

何台か試乗してみた

そもそも僕がe-Bikeに興味を持ってる理由が2つありまして。

  1. 「妻と一緒にサイクリング!」とか考えたけど、妻は坂を登れる自信はゼロだよ!とのこと。そんな中、たまたまYoutubeで「夫がロードバイク、妻がe-Bikeで山道サイクリング」的な動画を見て、これなら良いねとなった。
  2. カメラ好きの友人が「撮影旅行に使えそうな自転車」について相談してきた。機材が多そうなので、折り畳み自転車+Travoyという組み合わせと、折り畳み電動アシスト自転車という組み合わせを勧めてみた。

こんな風に話題にはよく出すんだけど、実際の乗り心地などについては全く知らないというお粗末な状態。

なのでちゃんと勧められるように(もしくは勧めないように)「自分で乗って知っておく」ということが大事かなと思った次第です。

てことで、今回のCYCLE MODE RIDE OSAKA 2019の試乗では基本的にe-Bikeを中心に何台か試乗してみました。

試乗コース

試乗では上のガードレール内を走ります

ロードバイク型e-BikeⒶ,Ⓑ

ロードバイク型には2台試乗。
ちょっと酷評になってしまうので、敢えて伏字にしました。

このロードバイク型e-Bikeに共通して言えるのは「何がしたいのかが中途半端」ということです。

電動アシストなのでバッテリーやモーターを積んでおり、重量はそれなりにあります。また法律の絡みで20km/hそこらでアシストがほぼゼロになってしまう。そのためロードバイクが楽しい20km/h台後半~では、ただの重たいロードバイクに成り下がってしまいます。

登り坂は電動アシストの力を少しは体感することができます。
が、少しなんです。ロードバイクの乗車姿勢のせいなのか、登坂での電動アシストで「楽をしてる」感じにはあまりならないんですよね。

センサーが読み取る負荷のタイミングなのか、アシストのし具合なのか。
アシストしてくれてる感じはあるんですけど、「ですけど」と言わざるを得ない感じ。ママチャリの電動アシストのほうが「グイグイ感」は感じます。

これが10万円しないくらいなら良いですが、実売価格はその数倍。
ちょっとなぁ……という感じでした。

有名どころ(ヤマハやTREKなどなど)ではないから、なのかもしれませんが。
割と期待していただけに残念な気持ちが増しています。
ちなみに有名どころに乗れなかったのは寝坊&現地までの自走によるものです。へっへっへっ!

折り畳みe-Bike「Qi Cycle”EF-1 Pro”」

そんな意気消沈のなか目に留まったのが、バズーカ砲のようなメインフレームが特徴的な折り畳みe-Bike、Qi Cycle”EF-1 Pro”。

Qi Cycle "EF-1 Pro"

Qi Cycle “EF-1 Pro”

公式サイト

見た目は印象的ですが、ぶっちゃけ全然期待してませんでした。

試乗したのも「まだ時間あるから”パッと乗れる”試乗e-Bikeないかなー」とウロウロしてたら試乗車が空いていたので、という程度の理由。申し訳ない。

だけどアシスト具合はこの「バズーカ砲自転車」が一番しっくりきました。これにはちょっと驚いた。

乗り心地はミニベロ型(小径車)に乗り慣れていないからかちょっと手間取るところもあったけど、慣れれば問題なし。重心が低いので安定感はあったかな。

小径車だと仕方がないのかもしれないけど、ちょっとした段差は衝撃が大きめ。スピードを出して段差に突入するとハンドル操作がちょっと危うくなり易いかも。とはいえ、そもそもスピードを出して楽しむ自転車」というよりも「手軽にフラフラして楽しむ自転車」だと思うので、あまり問題にはならないかも。

  • 20km/h前後で登りも気にせず自転車散歩(ポタリング)
  • 車に載せたり、電車に載せて出先の散策に使用

という用途にぴったりだと感じた。

何台か試乗した中で一番「こういう乗り方が合ってそうだなぁ」とイメージできるe-Bike。カメラ好きな人が撮影スポットを探しながら乗るのにも向いていると思う。

QicycleQicycle

販売会社は中国企業で、スマホシェア世界3位だとか。自転車企業じゃなくてこういったIT企業が参入しているというのもe-Bikeのおもしろいところですねぇ。

ちなみにこのバズーカ砲部分にバッテリーが内蔵せれていて、バズーカの前後がフロント・リアのライトになってます。完全に撃ってる見た目です。

180cm以上身長がある僕では結構ギリギリ乗ってる感はありましたが、なんとかなりました。女性でも男性でも、ある程度の層は乗れるんじゃないでしょうか(乗り方にもよるだろうけど)。

今回試乗したe-Bikeでは、まさかのイチオシとなりそうです(笑)。

余談ですが、梅田のグランフロント大阪にあるシマノの「SHIMANO SQUARE」てとこで、こんなバズーカ砲に似た自転車を見た記憶があるんだけど、関連あるんかなぁ……?

スポーツ自転車(e-Bike以外)にも試乗してみた

せっかくなのでe-Bike以外にも試乗してみました。

とはいっても、朝寝坊+イベント会場まで自走だったので有名どころはほとんど試乗の予約が埋まっており……なんとか1台、試乗予約ができました。

FOCUS

FOCUS

FOCUSというメーカーの自転車。
型式は……失念(え)

というか記事にするまでの間に引越しがあって、このときの写真を撮ったSDカードが消えたのよね……。現在使ってる写真はスマホで同時に撮ってた写真。型式とかはブログで使うと思ってデジカメで撮ってたから困り果てております。

覚えているのは40万円以上するお高い自転車だったってこと。

そして乗り心地は「うわなにこれ」と声に出ちゃうくらい最高!

ちなみにこれが人生初めてのULTEGRA(アルテグラ)搭載自転車でした。
ULTEGRAとは自転車のコンポーネントの商標で、要は「良い(お高い)部品」を使った自転車に乗りましたよということ。

その効果なのか、そもそもこの自転車が良い自転車だからかわかりませんが、踏み込んだときの力がすごく純粋に伝わっている印象。特に登坂で顕著で、残念ながらいま僕が乗ってポジションなんかを試行錯誤しまくっているCAAD12ちゃんよりも登坂が楽しかった。ぐはぁ。

高い自転車は良い自転車とは限らないけど、その確率は上がるよということを体感しました。

イベント

いろいろなイベントも盛りだくさんでした。
上記で述べた通り写真が消えているので軽くしかご紹介できませんが……。

ジテンシャ×旅エリア

いろんな地方の方がブースを出して「ここは良いコースだからぜひツーリングに来てね!」という感じでアピールしてらっしゃいました。見てるだけでも観光気分を味わえる楽しいゾーン。

特にしまなみ海道で有名な四国は、もはやツーリング紹介にはこなれている感じ。

サイクルモード四国

がんばるけんえひめけん

みきゃん

僕は四国一周を画策し道半ばでリタイアしたこともあるので印象に残っているエリアです。ぜひともそのうち再挑戦したいところ。

SPORTS BIKEステージ

サイクルベースあさひさんによる出張講座なんかがありました。

バーテープの張り替え方のコツなんかを紹介されていて、みなさんフムフムと熱心に聞いていました。

Youtuber

Youtuberのけんたさんがいました。
僕ですら知っている自転車Youtuber。

一緒に記念撮影できるとかで凄い列が。もはや芸能人やんけ。

その他

特定のe-Bike試乗を数回してTwitterで呟くとシマノから何かがもらえるという企画がありました。ちょうどe-Bike乗りまくりが目的だったので参加。一番大変だったのは普段全然使ってないTwitterのアカウントパスワードを思い出すこと。

でも頑張ったおかげで良いものがいただけました。

首掛けライト

ちょうど欲しいと思っていた首掛けライト

行ってみての感想

正直、こういったイベントにはいき慣れていなくて、超不審者してました。

ブースで「今だけの投げ売り!」とかもやってましたが、元値が元値なので貧乏な僕は指をくわえているだけでしたし。

それでも自転車好きなら楽しめるイベントでしたし、やはりいろんな自転車に試乗できるというのはとても嬉しくありがたいものです。

e-Bikeのメリットデメリットも体感できて、とても収穫がありました。

都合が合えばぜひ2020年のCYCLE MODE RIDEにも参加してみたい所存です!みなさんもぜひ!大阪万博公園で僕と握手!(古い)

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