先日、 ≫楽しい場所の作り方 について書きました。その続きとして書こうとしていたのが今回の「じゃあ実際にどんなコンテンツを動かしていくんだい?」というお話です。
コンテンツの種類
そもそもコンテンツの種類はどのように分類できるでしょうか。自分の手が届く範囲で考えると、以下の通りです。
- 配信
- 動画
- 静止画(イラスト・漫画・写真)
- テキスト
配信
配信は現在もツイキャスとYouTubeで行っています。雑談配信がメインで、少しゲーム配信も行っていますね。そしてさらにたま~に企画配信をしています。
配信のメリットはリアルタイムでリスナーさんと交流ができる点ですね。事前準備については配信スタイルにもよりますが、僕の場合は雑談だったらほとんど何も考えずに配信始めてますw ゲーム配信だったら、何をプレイしたらみんなで楽しめるかなとか、なんとなくどこまで進めるかなとか。企画配信は練りに練って準備しまくってます!
配信ではリアルタイムというのが特徴なので、何時に配信するかというのも大切な要素です。今は朝の雑談配信がメインになっており、6:30~7:30という1時間を基本的には毎日、という定例配信になっているので時間が合うリスナーさん的にはご一緒しやすいかなと思っています。夜も配信したいのですが、朝より夜の方が体調マチマチだったり用事があったりすることが多いため定時配信が難しく、またド深夜になるとあまり大きな声を出せないのでいろいろと考えることが増えてくることがデメリットではあります。
動画
最初に書いておくと、この「動画」の中には音コンテンツも含まれると考えていいと思います。歌やボイスなどですね。
動画は最近ほとんど投稿していませんが、以前はニコニコ動画で投稿をしており、最近はそれをYouTubeへ再投稿しています。
動画のメリットは練りに練った会心の一撃を投稿できること。自分の決めた動画時間で、自分の全力を注ぎこむことができます。またゲーム実況では配信だとダレてしまいがちな場面でもサクッとカットすることも可能です。撮り溜めをすることもできるので、体調の良いときや時間の取れるタイミングでガッツリ動画素材を準備することが可能です。
デメリットとしては編集に時間がかかることですね。カット編集だけであればそんなに手間ではありませんが、個人的には動画は企画配信と同様に濃縮して全力をお届けしたいので(笑)編集には凝ってしまって時間がかかります。それはもう膨大な時間がかかります。でも視聴していただけるかは全くわかりません。配信と比べると弾数(投稿回数)に対するコスト(労力)が見合わないことも多いです。
静止画(イラスト・漫画・写真)
イラストや漫画、写真とそれぞれ性質は違いますが、静止画には「表示された段階で作品の概要がだいたい伝わる」というのが特徴だと思っています。SNSでも印象に残っているのはテキストよりもイラストや写真、そして漫画(の内容)が多いのではないでしょうか。
静止画というのは配信や動画、後述するテキストに比べてもっとも短時間で全体概要を伝えることのできる媒体です。詳細については齟齬が生じやすい(製作者の意図した内容で理解されない・見た人によって解釈が違う)かもしれませんが、瞬発力の強さは秀でています。なにせ目にしたら理解しようと近づかなくても頭に入ってきますから。この強さがメリットですね。
デメリットはその消費速度です。どれだけ時間をかけて作成した静止画でも、見る人の大半は数秒チラ見して終わるでしょう。そして数分後にはなんとなーくであっても覚えているかも怪しいものです。その「チラ」にどれだけ時間をかけられるかというのが課題ではありますが、まぁそもそも他の方法だと「チラ」すらされない場合も多いのでデメリットとして大きすぎることはないかもしれません。
≫ちなみにチラッとでも見てもらえたら嬉しい静止画関連はコチラです
テキスト
テキストは現在、エンタメとしては最も立ち位置が弱いかもしれません。文章だけのSNSのポストは静止画と組み合わせたポストよりもバズりにくいですし、動画・配信よりも伝える力が弱いかもしれません。しかしテキストにも大きなメリットは存在しています。が、テキストは現状だと他のコンテンツと組み合わせるのが最強でしょう。
テキストの一番のメリットと言えるのが「正確性」です。世の中には叙述トリックとかもあるので完璧とは言えませんが(笑)。しかし正確性に秀でていますが、テキストだけで正確な情報を伝えるというのは困難です。
デメリットは、テキストだけだと一見しても内容がわかりません。ボーっと眺めていても内容は勝手に入ってきません。前のめりになり、積極的に読解することが必要です。ある程度のエネルギーが求められます。
ゆえにテキストは、メディアとしては他のコンテンツとの組み合わせが一番有効だと思われます。もちろんテキストだけで構成された小説などのコンテンツも素敵です。しかし思った通りに伝えようとすると論文のような書き方になってしまうし、むしろ小説では「文字から脳内で想像する」ということで素敵さの底上げをしているのだと思います。テキストとの組み合わせ例としては、配信ではコメント、動画はテロップ、静止画だと挿絵もしくは解説文でしょうか。
当ブログもテキストと静止画の組み合わせが多いですね。テキストだけでは埋められない「もう少し」の正確性を補うために静止画(イメージ図や図表)を入れることが多いです。あとはテキストのデメリットとして挙げた読むのに必要なエネルギーを少しでも緩和するための存在としても有用です。
音
音を扱うコンテンツ、歌やボイス、ドラマCD(今でもそう言うのか?)です。
これについては僕はしばらく縁がないと思われるというか、いまはまだノープランなので深く考えていないのでここで述べられるようなことはありません。そのうち縁ができ始めた頃に言及するかもですね。
コンテンツの優先順位
さて、前置きが長くなりました。ここまでで前回の ≫楽しい場所の作り方 の文字数に近くなっています。分けた意味があるような無いような。
まぁそれは置いておいて、これらコンテンツ(配信・動画・静止画・テキスト)を僕の中でどのような優先順位で制作し活動していくのか、というところです。
生物(ナマモノ)コンテンツ
現在最も精力的なのが配信活動ですが、理想としては他のコンテンツがこれと同等に並ぶくらいにしたいと考えています。配信活動はとても楽しいです。楽しいですが、他のコンテンツと比べて冗長になりガチなのが問題です。どういうことかというと「じゃあリアタイできなかったからアーカイブを見直すか」と思ったとしてもそれなりに時間が必要になるのであまりカジュアルなコンテンツではなくなってしまいます。リアタイであれば全体の時間もわからないので見始めるのに抵抗は少ないのが違いですね。配信は生物(なまもの)ぽいという感覚でしょうか。なので配信は僕の「楽しい場所を作る」という活動目標からすると「気になってくれてる人」や「より仲良くなりたい人」との交流の場というイメージです。まさしく「LIVE(ライブ)」なのかもしれませんね。
そのライブ感のおかげで、現在仲良くしていただけてるリスナーさん(染めっコさん)がいてくださります。ひじょーーーーにありがたいことです!その場をさらに盛り上がる場にするべく、他のコンテンツのテコ入れが重要だと考えているのです。
積み立て型コンテンツ
そこで注力しようとしているのが、動画やブログ、そしてSNS(X)です。
これらは ≫楽しい場所の作り方 で挙げた下記の項目に長けていると思います。
- 楽しいことを発信する
- 地道に「楽しいことを積み重ねていく」
- 「楽しい場所を活用してくれる人」が増える
発信力はすなわち「認識のしやすさ」と「拡散力」です。配信ではリアタイでは配信力が高いかもしれませんが、一度終わってしまうと途端にその力を失います。では配信がダメなのかというとそんな訳ではなく要はバランスなのです。ゲームで言うと前衛と後衛が両方いる方が良いのと似ています。
ではなぜ動画やブログ、SNSの発信力が高いのでしょうか。それは積み重ねることができるからです。特に動画やブログの積み重ねの力はすごいですね。一度興味を持っていただいたら、結構さかのぼって他の動画やブログを見ていただけることも多いです。その入り口はどのコンテンツでも問題ありません。ただその興味を持った瞬間に「他に何かないかな」とチラ見したときにコンテンツが存在するか否かが大切なのです。
配信で興味を持ってくれた方は動画やSNSへの流動が期待できるでしょう。動画やSNSで興味を持ってくれた方はブログへの流動が期待できるでしょう。ブログで興味を持ってくれた方は他のコンテンツ全般へも顔を向けてくれるかもしれません。たぶん。そういった「コンテンツの受け皿」を常に用意しておいて、僕が発信している瞬間以外にも楽しんで欲しいなと思うのです。
わかりやすく言うなら「常にあなたのそばに何かを置いておきたい」という気持ちです。寂しく思わないで欲しいのです。うぬぼれ感が半端なくて気持ち悪いかもしれませんがw
さらには動画やブログにはコメント機能があります(配信にもあるけど)。SNSにはリプライや引用リポストがあります。そういったところで僕と、もしくはリスナーさん同士での交流をすることが可能なのも大きなメリットだと思っています。これが「楽しい場所の活用」の入り口ですね。ここからどんどん盛り上げる種を蒔いてくれたり、育ててくれたり、栄養を追加してくれる人が増えてきてくれることを願っています。
SNSについては「配信」と「動画・ブログ」の中間に位置するかもしれない存在ですね。瞬発力にも長け、認識のしやすさも拡散力も高い。だけど長くは残らないのであまり積み立てという意味では強くない。逆に言うとSNSをうまく使わないと、「配信」と「動画・ブログ」の橋渡しが難しくなりますね。
楽しい場所の広がり方
具体的にどういう風に「楽しい場所」を広げていくのか。それは各コンテンツの意味と誘導をしっかり意識することです。
それぞれのコンテンツで得手不得手があることはここまで長々と書いてきました(笑)。なのでそれぞれの長所を活かして、より他のコンテンツを楽しくしたり、補完したりということが大切です。
例えば配信でリスナーさんから生の声をお聞きして、それを配信ではもちろん、他のコンテンツでもフィードバックして楽しさを増す方策を練ります。
例えば動画やブログで興味をもっていただいたら、どんな人間がそれを作ったのかを配信でよりリアルに感じてもらい、一緒に楽しもうという機運を高めます。
例えば「一緒に何かをしたい!」と思ってもらえたら、みんなで参加のしやすいSNSを活用したイベントを企画します。
こうして「楽しいのサークル」をぐるぐる回してどんどんその力を増していきたいのです。
今後の注力ポイント
ということで2024年10月現在の注力ポイントとしては、配信以外の活動もガンガン進めていきたいという点ですね。現状、明らかにその他のコンテンツが弱いので……それはこのブログの更新頻度を確認していただいたら一目瞭然ですね!(爆)
まぁ注力するためにブレずに念頭に置いておきたいのは「みんなにワクワクしてもらいたい」ということですね。初志貫徹。というか僕の行動原理なので。それに必要だと感じたら数か月後には全然違うこと言ってるかもしれませんが(笑)、それはそれで僕の中でのベターな選択肢を選んでいるということ、もしくはベターな選択肢を思いついたということだと理解していただけると幸いです。
それではまた次回の更新でお会いいたしましょう。おつそめでした!
永田 礼路(著)
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