筋トレから、ダイエット、美容、果てはうつ病や双極性障害などの病気改善にまで効果が期待できるプロテイン(タンパク質)。そんなプロテインを手軽に補給しようということでプロテインバーなるものが数多く発売されています。
そこで今回は数あるプロテインバーの中で「どれが一番美味しいのか?」を調べました。一番美味しいのがわかったら安く購入するために箱買いするつもりです(笑)。
ルールは以下の通り。
- 公平を期すためにチョコレート味で統一
- 下記項目で評価
- 単価
- 入手性
- 満腹感
- 味
- プロテイン含有量
- カロリー
比較するのはこちらの9種類のプロテインバーです。
以下、メーカーあいうえお順でレビューしていきます。総評は最後にまとめて発表。
アサヒグループ食品:一本満足バー プロテインチョコ
食感は「ゴリッ! ガリッ! ボリッ!」
まずはとにかくその硬さが印象的。
かってっ!これ硬いわっ!
冬は気を付けないと歯が欠ける恐れがある。マジで。
中には大豆パフなどが入っており、単一でない食感がわりと楽しい。
レーズンも入っているため、単純に美味しい。おやつとして渡されたら喜ぶレベル。
しっかりよく噛んで味わうことができるため、この量にしてはかなりの満足感を得ることができる。
そういった観点から、ダイエット目的にもかなり有効かもしれない。
プロテイン含有量は15gと多め。
プロテイン摂取を目的とした場合でもオススメできる一品だ。
わりと売っている場所は多いので調達もし易い。
評価
- 単価 :4
- 入手性 :4
- 満腹感 :5
- 味 :4
- プロテイン含有量:5
- カロリー :3
アサヒグループ食品:一本満足バープロテイン・ラン
食感は「ボソッ ジャリッ ボソッ ジャリッ」。
「一本満足バープロテイン」と違ってまったく硬くはない。
大豆パフが少し入っているため、たまにジャリッという食感もある。
特筆すべきは、砂漠の如く口の中の水分を持っていく吸水力。
パッサパサ!口の中パッサパサだよ!(AA略
「プロテイン・ラン」という名称に騙されてランニングしながら補給食として食べたら地獄が待っているであろう一品。
「一本満足バープロテイン」との違いは4種のミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛)が含有されているという点らしいが、他の違いの方が目立った印象だ。ミネラル増えた分、プロテイン量は10gへと減少しているのも残念なポイント。
評価
- 単価 :4
- 入手性 :3
- 満腹感 :2
- 味 :4
- プロテイン含有量:3
- カロリー :3
大塚製薬:SOYJOY
食感は「モスッ モスッ モスッ」。
同社のカロリーメイトをさらにしっとりねっとりさせた感じ。
この系統の製品にはノウハウがあるのだろうか。
SOYJOYはプロテインをたくさん摂ろう!というより大豆プロテインも摂れる!くらいの趣旨であるためか、プロテイン含有量は5gと意外にそれほど高くはない。
そのぶん、カロリーは他のプロテインバーと比べて50kcal程度低い。牛乳一杯分くらい。
ダイエット目的で活用するならアリかもしれない。
市民権は得ているので、コンビニでもドラッグストアでもどこでも売っている入手性の良さも利点か。
評価
- 単価 :5
- 入手性 :5
- 満腹感 :3
- 味 :4
- プロテイン含有量:2
- カロリー :4
タンドール製菓:しっとり食感大豆バー
食感は「コッ モスッ モスッ」。
可もなく不可もない食感。
食べると、とにかく感じる大豆の風味。
豆乳のような香りが口の中に広がる。まさしく大豆バー。
プロテイン含有量もそれほど高くなく、単に大豆が好きな人向けのバーである。
評価
- 単価 :5
- 入手性 :3
- 満腹感 :3
- 味 :4
- プロテイン含有量:1
- カロリー :3
ブルボン:ウィングラムプロテインバー
食感は「コッ ジャッ ジャッ ジャッ」。
ひとくち目はカロリーメイト、そのあとはパフの入ったカントリーマーム。
全体的に大豆を感じる風味がする。
プロテイン含有量は11.3gとそこそこの値。
パラチノースという持続性エネルギー糖質を配合していることが売りのようです。
どうやら消化吸収が緩やからしい。
セブンイレブンで売ってました。
評価
- 単価 :4
- 入手性 :2
- 満腹感 :3
- 味 :4
- プロテイン含有量:3
- カロリー :4
森永製菓:in BAR プロテイン
食感は「コッ モグモグモグモグ」。
周囲をベイクドチョコでコーティングしている感じで、軽く噛むだけで「コッ」と綺麗に割れる。
咀嚼していてもゴリゴリ感はなく、全体的に軽い食感が特徴。
新発売らしく、プロテイン含有量の高さを売りにしているプロテインバー。
その量は一本満足バープロテインと同じく15g。おそらくライバル視していると思われる。
パッケージにも「ビタミンB群7種」と、一本満足バープロテインのビタミン5種を超えた表記がされている。
ベイクドチョコバー感があり美味しいのだが、後味にプロテイン特有の風味が残る。
これが苦手な人はいるかもしれない。
そこそこ見かけるので入手性も良い。
評価
- 単価 :4
- 入手性 :4
- 満腹感 :3
- 味 :4
- プロテイン含有量:4
- カロリー :3
マースジャパン:BE-KIND
食感は「ゴヌッ グヌォッ グヌォッ」。
アーモンドとチョコレートをヌガーでまとめた感じ。
大人のお菓子ってところか。
コンビニに置いてあった、アメリカからの刺客です。
味はダークチョコレート アーモンド&シーソルト。
この「シーソルト」というのを見逃していたので、食べていていきなりしょっぱい箇所があったので驚きました(笑)。
僕はこういう食感のタルトとか大好きなので、食感・味共に好印象。
- 食物繊維が豊富
- 低GI
- 素材由来タンパク質が6.6g
といった点が推しポイントの模様。
欠点は価格とカロリー。
標準的なプロテインバー+80円程度は見た方がいいだろう。
また量はそれほどだがカロリーは206kcalとやや高め。
アーモンドが美味しいのでそこと引き換えと考えるべきか。
ファミリーマートでしかまだ見つけていないので入手性に難ありか?
評価
- 単価 :2
- 入手性 :2
- 満腹感 :3
- 味 :4
- プロテイン含有量:3
- カロリー :2
RIZAP:5Diet
食感は「コリッ カリッ ボリッ」。
硬さを抑えた「一本満足バープロテイン」という印象。
大豆パフが入っており食感も良く、味は少しだけ塩気を感じるチョコレート風味。
食べやすさソコソコ、満足感ソコソコ、お値段ちょい高めという感じ。
ファミリーマートで売っています。
評価
- 単価 :3
- 入手性 :3
- 満腹感 :4
- 味 :4
- プロテイン含有量:3
- カロリー :4
UHA味覚糖:SIXPACKプロテインバー
食感は「ヌーッ モッジャッ モッジャッ モッジャッ」。
ベースはヌーッとした失敗した生チョコのような食感。その中に謎のジャリッと感がある。
腹筋を意識したのか、シックスパックという名前と見た目の製品。
味ははっきり言ってマズイ。(個人的な感想です)
強制的に無にされたかのような味のあとから、人工的なチョコレート味が申し訳なさそうに出てくる。
いま半分まで食べながらこのレビューを書いているが、もう半分を食べる気が起きなくて困っている(笑)。
価格も高い。平均的なプロテインバー2本以上買える。
良い点はプロテイン含有量が20gもあるということ。
これはダントツの1位である。
またカロリーもそれほど高くない(166kcal)ので、味と金に無頓着な人は買えば良いと思う。
ファミリーマートで売ってました。
僕はこれを買うくらいなら他のプロテインバーを2本買う。
評価
- 単価 :1
- 入手性 :2
- 満腹感 :4
- 味 :2
- プロテイン含有量:5
- カロリー :4
まとめ:目的別ランキング
僕の独断と偏見で決定した総合1位は「アサヒ:一本満足バープロテイン」です!
価格ヨシ、入手性ヨシ、味ヨシ、満足感ヨシ、プロテイン含有量ヨシ。
ちょっと強すぎですね。
筋トレ、ダイエット、美容。
どの目的であっても有用だと思います。
病気改善の場合は、もしかしたら一本満足バープロテインを噛み切れる力が出ないかも……そんな場合は、「森永製菓:inBARプロテイン」か「RIZAP:5Diet」でしょうか。
価格を考えるとinBARプロテインが有利かな?
今後、新たなプロテインバーを発見し次第、追加レビューしていきたいです。