
自転車で大人もヘルメットかぶらなきゃダメって聞いた!
どういうことなの!?
という方向けの記事です。
自転車のヘルメット着用の努力義務ってなに?
ヘルメット被らないと罰せられるの!?
まずは一番気になるところですが、自転車に乗るときにヘルメットを着用しなかったからといって罰せられることは「いまのところは」ありません。
努力義務は『〇〇するように「努めましょう」』という内容なので、違反したからといって怒られはしません。
しかし法的に「必要な措置を講ずるように努めましょうね!」という内容なので、今回のケースで言えば積極的にヘルメットを着用するべきかとは思われます。
個人的な意見
大人もヘルメットを着用しないと子供に示しがつかないのでは?
そもそもこれまで「児童や幼児を自転車に乗せるときにはヘルメットを被せるよう努めなければならない」という努力義務が存在していました。
しかし親に「自転車に乗るときはヘルメットを被りなさい!」と言われた子供たちはこう思ったことでしょう。
「なんで大人はヘルメットしてないの?」
運転技術が未熟な子供は優先して……という考え方があったかもしれませんが、子供は大人を見ています。
自分たちだけなんで……と思うことでしょう。
ヘルメットをしてない方が大人だ!カッコいい!と思ってしまうかもしれません。
大人も積極的にヘルメットを着用することで、子供たちも「大人も被ってるから自転車に乗るときはヘルメットするのが当たり前なんだ!」という考えを持たせることができ、結果的に安全な世の中を形作る手助けになるのではないでしょうか。
自転車ヘルメット着用「義務化」への第一歩かもしれない
国としては、もしかすると「自転車用ヘルメット着用の義務化」が本当はしたいかもしれません。
しかし現在のヘルメット普及率やヘルメット生産能力などから考えても、いきなり「ヘルメット着用してないと罰則あるよ!」としても対応できないことは確実です。
義務化するから買いたいけどみんな買ってるから売ってない、という状況にたくさんの人が陥るわけですね。
だからまずは「努力義務」とし、徐々に普及を目指しているのではないかと思います。
なので数十年後には「義務」になる可能性もあるのではと思います。
保険への影響
近年、自転車用保険への加入が義務付けられている自治体が増えてきました。
この自転車用保険ですが、ヘルメットの装着によって支払い条件が変化する可能性があるのではないかと感じています。
つまり「ヘルメットの着用努力義務を満たさずに怪我をしたら、安全な運転を意識していたとは言い難い」などという理由で保険の支払いを渋られたり減額理由にされる恐れがあるのではないかということです(あくまで個人的な予想)。
まだ法律施工前後なのでそういった保険の情報は入ってきていませんが、もしかすると契約内容にも盛り込まれてくるかもしれません。
可能な限りヘルメットの着用を心掛けることが、万が一の際にいろいろな助けになるかもしれませんね!
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[…] (出典 somejiro-lab.info) […]