今年に入って、ブログ更新の機会が激減している。
これはいったいどうしたものかというと、配信するとき以外に机に向かうのが億劫になっているのが大きい。
理由として椅子に座るために必要な位置エネルギーが云々……と書いてお茶を濁すこともできたのだけど、正直に書こう。部屋も机も汚すぎる。それが最大にしてほとんどの理由だ。
ブログを書くのは実のところ好きではない。ぶっちゃけ。それでもなぜ書いているのかというと、これが一番続いているからだ。例え期間が空いたにせよ、今年で8年近くブログを書いていることになる。不要なことは切り捨てるべきだが、僕の中で『継続』『努力』というものが人生における天敵ともいえる存在になので、この微かに残った継続的な活動を終わらせるのは敗北を意味するのだ。
話が逸れた。何が言いたいかというと、そんな苦手な『文章を綴る』という作業を続けるためには『いかに楽に続けるか』と『いかに生活に組み込むか』ということが大事である。
そこでふと思いついたのが『風呂でブログを書く』ということだ。(ここで決して「風呂グ」とか書かない自分を褒めたい)

これまでいろんな方法でブログを綴る策を練ってきた。近年で一番効果があったのは『AIボイスレコーダーに脳内を垂れ流しの独り言を話しかけ続けて要約してもらい、それを元に文を作っていく』というものだ。これについてはある程度書きたいテーマが決まっているときには効果てきめんである。
しかし最近、配信の時以外には口を開きたくないことが多い。友人に通話を持ちかけられても『いや、ゴメン。チャットで頼む……。』と返すこともままある。
これは自分のアウトプット方法が一種類ではなく、また波があるということを感づかせてくれる。
では口がダメなら手を動かそう。そう思った時に存外『机に向かう』ダルさが重なることもある。机が汚いから尚更である。そうなるとどうなるかというと、ブログが更新されないのである。
さて、その場合に頼れるツールというと、スマホが思いつく。実はこれまでに何度もスマホを使ったブログ更新というのに挑戦してきた。だがどうにも使い勝手が悪い。
僕は『WordPress』という管理システムを用いてブログの執筆・運営をしている。基本的にはブラウザ上で利用するので、スマホでもブラウザ版にアクセスして使っていた。が、めったくそに使いづらいのだ。
『ブラウザ版』と書いたからには『アプリ版』が存在し、今風呂の中で利用しているのがまさしくアプリ版WordPressなのだが、それに行き着く前にはメモ帳にひたすらテキストを書き込んで、後でそれをブラウザ版にコピペ、などもしていた。だが更新にかける手間が一つでも増えると、途端にやらなくなるのは皆さんも心当たりがあるんじゃなかろうか?この作業をすると、なぜかWordPressの編集画面で変な改行や段落分けがされて、余計に手間が増える。一つどころではないのだ。
結果、更新はしなくなった。
それがこのアプリ版なら、スマホに最適化されたUI(表示画面とかのこと)を用いてストレス無くテキストを打ち込みまくることができ、また書いたテキストを保存したらそれはブラウザ上でも編集できるのでパソコンでの作業量がぐっと減る。なんならスマホで完結させることも可能なので、更新に必要な自分のエネルギー量がかなり少なくて済むのだ。素晴らしい。
どうやらテキストの装飾(赤色のマーカーを引いたり)というのは若干面倒なようなのでその辺りはパソコン作業に任せたほうが良いようだが、それはそれで構わない。ほぼ書き終わっている下書きが存在する、ということがありがたいのだ。それくらいなら配信前後でなんとか作業可能だ。
なお、一番の問題は『風呂キャンセル界隈の染次郎が風呂には入らないと風呂ブログができない』という点だが、実は風呂キャンセルの緩和にも繋がるのではと期待している。
どういうことかというと。そもそも風呂に入るエネルギーが無いねん、ということが大きな要因なのだが、もう一つの要因として『自分如きが風呂に入るために多くの水と熱エネルギーを使うのに勿体なさを感じる』というのもある。他の人がどうかは知らん。僕の場合である。
これが『風呂で血行促進させて脳に血が回っている状況で創作活動ができ、尚且つ生活が保てる』となると、途端にお得感が増すのだ。
ちなみにこの『風呂で血行促進させて〜』というのは、漫画家さんのノウハウで学んだ。ネーム(漫画の設計図みたいなもの)を作成するのにストレスと労力がとてつもなく必要だが、風呂に筆記用具と水分を持ち込んで適度な湯温で挑むととても捗る、というものだ。これが頭にあったので今回の風呂ブログ挑戦に繋がった。
そして風呂には、流石に荷物がない。作業スペースがあるのだ。これもデカい。
僕は何か作業しながら生きてることが多いニンゲンなので、通ったあとには片付けられずに放置された『作業の残滓』が残っている。通ったあとにはペンペン草も生えないのではなく、逆にやりかけのナニカ(一般的にはゴミと呼ぶらしい)が生まれ続けている。
これが風呂にはないのだ。素晴らしい!
持ち込んでいるのも、スマホと水分の入ったプラコップだけだ。たぶんコップくらいは片付けられるだろう。
……一度で片付けられなくても、重ねられるからそのうち片付けるだろう。
……さすがに風呂にプラコップの山なんて出来ないだろう。
……あれ、どんどん不安になってきた……。
なにはともあれ、とりあえず風呂キャンセルの呪いと、汚部屋の呪いに負けない限り、ブログ執筆頻度を上げることができるのではないかなと期待しています!
書きたいことは山程ある。書けるうちに書きたい。どうせ書いてるうちにまた書きたいことが増えていくのだから。そう、雑談配信のように。
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